スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産省賞典安田記念&インターネット投票

2012-06-03 18:56:19 | 中央競馬
 香港から2頭が遠征してきた第62回安田記念
 逃げなければ勝負にならないシルポートの先導。リアルインパクトが2番手につけ,3番手にエイシンアポロン。コスモセンサーとドナウブルー,ラッキーナインとペルーサがそれぞれ並ぶように続きここまでが先行集団。ガルボ,サダムパテック,アパパネあたりが好位を形成し,グランプリボスとマルセリーナが中団。後方集団の最前列からストロングリターンといった隊列。前半の800mは44秒9で,これはハイペースと考えていいでしょう。
 直線はかなり激しいレースとなりましたが,最終的には馬群の中央を伸びてきたグランプリボスとストロングリターンの叩き合いに。外のストロングリターンが競り勝ってレコードタイムで優勝。グランプリボスが2着。2馬身差の3着にはコスモセンサー。
 優勝したストロングリターンは昨春の京王杯スプリングカップ以来の勝利で大レース初制覇。3歳までは大した実績がありませんでしたが,4歳春に1000万条件を勝ってからは進境目覚ましく,5歳の昨年にオープン馬となり重賞制覇。その後も掲示板は外していません。もう6歳なのですが,まだここが19戦目と大事に使われてきていて,その花が今日になって開いたというところ。連戦に耐えることができない馬なのかもしれませんが,これからも大きく崩れることはないように思いますし,まだ大レース勝ちを増やしていくことができる素材だと思います。父はシンボリクリスエス。2006年のジャパンダートダービーを勝ったフレンドシップとは母同士がはとこという同じ一族です。
 騎乗した福永祐一騎手は昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ以来の大レース制覇で安田記念は初勝利。管理している堀宣行調教師は昨年の安田記念以来の大レース制覇で,連覇となる安田記念2勝目。

 このとき,僕が真直ぐに家には戻らず,WINS横浜に寄ったのは,それだけの時間的な余裕があったからではありますが,僕自身に馬券を買いたいという強い欲望,スピノザの哲学における基本感情のひとつがあったからです。
 昨年の3月11日の大地震の後,関東でのJRAの競馬再開まで,WINS横浜は閉鎖されていました。よって僕はこの間は中央競馬の馬券を買っていなかったわけです。もちろんそのときにも,僕自身には馬券を買いたいという欲望はあったわけですが,当時は仕方がないと思っていました。というのは,WINSの閉鎖というのは,僕からしてみれば外的な要因なのであって,そうした理由によって馬券を買えないとしても,それは僕自身の力によって打開するということが可能なものではないからです。ところがこの日の場合はそうではなく,馬券は売っているけれども,僕自身の時間的な都合によって,それを買えなくなる可能性があったのです。こちらはいわば内的な要因。そしてこうした内的な要因によって馬券を買えなくなるかもしれないということは,別にこの日に限ったことではなく,これからも十分に生じ得ることです。これは馬券の購入に限らずどんなことでもそうなのですが,僕の場合,内的な要因によって自身の欲望を断念せざるを得なくなるということは,外的な要因によって断念しなければならなくなる場合より,悔いの念がずっと強くなります。したがって,これ以降はそうした悔いを残さないで済むようにと,もしもWINS横浜まで出向くことができなくても,馬券を買うことができるような手筈を整えることにしました。要するにインターネットで馬券を購入できるようにすることにしたわけです。
 内容については後で詳しく示しますが,手続き自体はごく容易なもので,現在はネットでも馬券を買えるようになっています。またこれは,中央競馬がそうであるというだけではなく,地方競馬もそうですし,競輪も同様です。したがって以前は必ずしもそうではなかったこともあるのですが,現在は,僕がこのブログにおいて紹介している中央競馬と地方競馬,そして競輪のレースに関しては,必ず何らかの馬券ないしは車券を購入した上で記していると考えてもらって構いません。
コメント
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