スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

棋王戦&一時帰宅の許可

2010-12-27 19:12:40 | 将棋
 共に2冠目を目指すタイトルホルダー同士の争いになった第36期棋王戦挑戦者決定戦変則ニ番勝負の第一局。対戦成績は2勝が必要な渡辺明竜王が1勝,1勝すればよい広瀬章人王位が2勝。
 振駒で広瀬王位の先手。得意の四間飛車穴熊に構えると後手も潜って相穴熊。予想された戦型です。後手の方から仕掛けて桂得で馬を作るという戦果をあげました。
                        
 ここで先手は▲6四歩△同歩と突き捨て▲6三歩。△7六馬に▲3ニ角成△同金と切ってから▲4六飛と逃げました。▲6三歩というのがゆっくり目の手に対して,▲3ニ角成は急いだ手で,バランスが悪い感じは受けましたが,あるいは織り込み済みであったかもしれません。以下,△2四角の飛車取りも無視して▲4三金と打ち込み,△5五歩▲3ニ金△同馬▲4三金△3一金▲3ニ金△同金▲5四角(第2図)。
                         
 ここで3一か3三に金を打つと千日手模様。しかし△3一金で打開。後手での千日手はそんなに腹も立たない筈なので,ここでは渡辺竜王は形勢に自信を持っていたと推測されます。
 実際にこの判断が正しかったよう。先手も攻め込みましたがその過程で大きな駒損に。機を見て反撃に転じた後手が一手勝ちを収めています。
 渡辺竜王の勝利で挑戦者決定は第二局へ。年明けの1月6日です。

 ショートステイの帰りは荷物が多いですから,本当ならば妹を迎えに行かなければなりません。このショートステイは,今回の妹の支援のひとつとして初めて利用したというわけではなく,以前にも何度かは利用したことがありました。それは,妹を外泊に慣らしておくという目的で行ったものですが,図らずも今回はそれが有効に作用したということになります。で,そのときは母が自動車で迎えに行っていたのです。
 しかし,翌朝にはまた妹を作業所まで送って行くわけで,ただ荷物を運搬するためだけに迎えに行くというのは煩わしいと僕は感じました。なので,もしも可能であるなら,荷物は作業所のロッカーに置いておき,8日の朝に妹を送っていった際にそれを受け取って持って帰るということが可能であるかどうかを事前に作業所に打診しておきました。すると,それは可能であるけれども,金曜日に行っている支援と同様に,8日の帰りに妹を家まで送って行くこともできるという返答。ということでもちろん僕はそちらを選択。よって妹は車で送ってもらうということになり,この荷物の運搬も同時にお願いすることができました。
 の方は,一時帰宅の許可が出ていました。これはその前の週の木曜日,すなわち12月2日に,主治医であるN先生から母の方に話があったようです。ということで,週末からいつにするか考えていたのですが,8日の午前中から9日の午後までという日程に決定しました。もうすでに母は,ひとりで家に残しておくくらいならば心配はまったくないと思えるような状態にまで回復していました。そしてできれば僕は8日は仕事で外出したかったのです。この日は水曜ですから妹の仕事が終わる時間が早く,遅くとも午後3時半には家にいなければいけないという日。妹を作業所まで送って行き,そのまま行けば間に合うことは可能でしたが,母が家にいれば,何らかの事情で遅くなったとしても大丈夫。さらにこの日はガス漏れの点検の検査の人が来る予定になっていまして,それも任せることができます。ということで,これは僕にとってもまことに都合がよい日程でした。
コメント
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