analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

高純度銅線

2022-06-11 00:01:37 | ケーブル

※以下に述べることは私個人の考えであって、受け入れられない方もいると思います。

適当に流してください。

 

・ ・ ・ ・

私が高純度銅線を使うようになったのは定かではないが、大学の時だから自作を初めて2~3年後位かと思う。

スピーカーケーブルが先か、アンプの内部配線が先か。

スピーカーケーブルは最初パイオニアのJP‐201だったかを使った。

次はモニターPCかな。

その後にダイヤトーンW‐1120も買った。

そして日立の6Nだったかな。

っとすると、6N‐AWG18をアンプに使ったのはモニターPCを買った頃と近いように思う。

当時はどちらも良さが分からなかった。

ただ、雑誌の評判が良かったから使ってたようなもんだ。

 

アンプに関してはそれ以外ずっとメインで使っている。

他にも色々使ったが6Nに戻る。

高純度銅線がけなされた時もあった。

薄くなる、とか、どぎつい音が出る、とか言われたが、いつも「そうかぁ~」っと思いながら使っていた。

おかげで対外的に「使ってる」とは言いづらかった。

 

最近ようやくその効果が出てきたと思う。

表面で演奏してる音の、その裏の音が聴こえることが有る。

楽器の演奏の仕方が分かるようになる。

一つの楽団で40人からいればもっと色々な音が聴こえても良いと思うが、スピーカーの限界かとも思う。

その代わりそれらが混ぜ合わさった音色が効けると面白い。

楽団の音色ってそうやって出来るのではないか。

 

そしてレコードが良く鳴る。

今までは「録音が悪いからなあ」と諦めてたLPが良く鳴ると嬉しい。

メータの春祭

スメターチェクのアルルの女

楽器一個一個が曖昧な鳴り方だが、突然開ける鳴り方する。

楽器一個一個はそれなりだが、そういう録音なんだ、と言うような感じが分かるとそうかぁ、となる。

 

これって高純度の配線を使ったからと思う。

高純度銅配線は悪いものは何もないハズ。

ストレートに出す、と言う点ではシステムのアラを出してしまうかもしれない。

問題が有るとすれば他の要素・・・

私もどうしても荒れてしまう音のLPが幾つかある。

回転シェルを使うと良く鳴ったり、余り鳴らさないLPは問題無いことから音溝が荒れてるのかなぁっと考えている。

そう言うのも含めて出してしまうのは厄介だが、マスクして誤魔化した音を聴くよりは良いと思っている。

 

後は配線材を極力使わず、パーツの足を有効利用するようにしている。

足を切って電線繋ぐなら、足を切らずそのまま接続。

接点を減らす。

 

おかげで、かどうかは分からないが、合わないパーツもある。

昔は音を聴いて却下したコンデンサー類が結構あるが、そういうものは今になってもメインでは使おうとは思わないかな。

もしやと思って使ってみるが、やっぱり・・・と言うのがほぼすべてかな。

 

十数年前にアクロテックは6Nの配線販売を終了した。

製造機械は手放したと聞いた。

もう終わりかと思ったが、半導体の世界では高純度銅が使われてるらしく安心した。

先日の話では、100m単位でなら注文できるかも?という事だった。

私の手持ちもプリに使ったのでもうほぼ無い。

いま、オヤイデの3398と言うのが代わりになるかな、っと思っている。

信号ラインに使っているが、特に6Nと遜色ない。

 

多分私のシステムの音は、他人からは薄くて物足りないものだと思う。

リボン型スピーカーが私の根底に有るのかもしれない。

 

今さら変える気も無いが。

 

20220315

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