私の音の聴き方が随分変わったように思う。
オーディオを始めたころは、高域の繊細さ、伸びなどを一生懸命聴いていた。
次はバイオリンなどの中音のクリアさ。
それから広がり。
入力トランスのパワーアンプを作るようになって低音に気が行くようになった。
最近は高音が聴き取りにくくなったのでそこは少し離れたが、現在はこれらを全部満たすように考えてる。
定位に関しては、此処に声が有る。トロンボーン、バイオリン、トランペットなどがここに有って、と言うようにどこに何が有るか?が分かるような物が良いかと思ってた。
それが今のプリを聴いて少し考えが変わった。
どの楽器がどこにある?ってのが少し曖昧だ。
そして楽器と楽器の間が空いてた様だったが、押し競饅頭のようにせめぎ合っている。
なんか判然としない。
が、これが正しいのでは?と思うようになった。
客席で目を瞑って(オーディオ的に)聴く感じに近いと思う。
後はエネルギー感だな。
ユニット8個でホールを揺るがす感じは無理だ。
40人からの奏者が出すエネルギーは相当なもんだ。
これは絶望的に無理っぽい。
ユニット一個に一個のアンプで。
20220409
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