それでは試しにOPTを20kで使ってみる。
パワーの初段グリッド抵抗Rgは5kとしてみた。
下図左側のプリは、出力管の負荷が15.7kΩとなった。
これで伝送ラインは400Ω付近にぐっと下がった。
これでF特を測って見たが、高域にピークがある。
パワーのRgを可変抵抗に替えて7k、9k。10k、13kと上げていったがピークは取り切れない。
OPT一次をシリーズで20kΩとすると、13kΩでは出力段の負荷が30kΩを超えそうだ。
20kΩは諦めよう。
20220319
それでは試しにOPTを20kで使ってみる。
パワーの初段グリッド抵抗Rgは5kとしてみた。
下図左側のプリは、出力管の負荷が15.7kΩとなった。
これで伝送ラインは400Ω付近にぐっと下がった。
これでF特を測って見たが、高域にピークがある。
パワーのRgを可変抵抗に替えて7k、9k。10k、13kと上げていったがピークは取り切れない。
OPT一次をシリーズで20kΩとすると、13kΩでは出力段の負荷が30kΩを超えそうだ。
20kΩは諦めよう。
20220319
なんか思わぬところで音が纏まった。
シングルアンプか?と言うとそういうイメージはあまり無いが、フルレンジスピーカーが鳴ってるよう。
ふんわり迄は柔らかくないが、パン?ンワ~ンって感じになる。
一個一個の楽器が鋭いからかな。
中低音も前より厚くなった。
けど、これってDS‐3000の能力出し切ってる?
この不安が付きまとう。
プリをPPにしてた時の方が鳴らしきってた気がする。
ただ、そうするとこの中音の純粋さが無くなりそう。
肉感が無いからか、キツ目の音だ。
でも嫌いじゃない。歪一歩手前の感じ?
と言う訳で今はこの4ウェイがフルレンジのようになっているのが面白い。
測定していて確認したことが有る。
出力管の電圧電流を測っているとき、交流測定への直流の影響を見るため、0.47μF二本パラを噛まして測定してみた。
結果は有り無しでほとんど変わらなかった。
そして失敗。
OPTの一次側両端電圧の電圧を測るのに、片方を二次側マイナス側に繋いだまま電源を入れてしまった。
電圧が出ないのでおかしいな?と電源を切ってから気が付いた。
二次側マイナスをアースに繋いでないので大丈夫か?と思ったが、測定時に測定器とパワーとプリをアースで繋いでたのでぐるっと回ってアースに落ちてた。
過電流が流れたはずだがヒューズは切れてなかった。
電源のチョークとコンデンサがやばいかも。
電圧を測ってて、電圧が若干不安定になった気がする。
直流は問題無いのでこのままとした。
音も出てるから大丈夫かと思う。
OPTの8番をアースに落としたのでノイズを測って見たが、少し増えてしまった。
2.3mV。
https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/preview20?eid=5096aa5bab7ac220d48f9ec10670e3f4&t=1647993051257
前回は2.7mVだった。あれ?下がったのか?
それからゲインが大きすぎなので、ATTと入力の間に47kΩの抵抗を入れてみた。
これは前もやったが余り効果無かったんだよな。
実際は少し音量が下がったような気がする。
以上だ。
20200319
それでは鳴らしてみた。
動作点もとくに変わってなく、OPT1次側をパラからシリーズにしたぐらい。
けど結構変わった。
歪み率が良くなったからそう聴こえるだけだと思う。
前のはなんかモヤモヤした感じ、今は焦点が合ってきた。
中低音も厚くなったように思う。
と言ってもシングルの範囲だが、PPよりは控えめだ。
フルレンジを聴いてると思うとこれがまた良い。
これだけで判断すると、このトランスはパラよりシリーズ接続が良い。
気のせいか、レコード針の減った感じのキツさが感じられない。
まあ、どこかで歪を拾ってたのか?
なんて考えてしまう。
また迷いが出てきた。
PPの中低音の厚さよりも、この中音の透明感が良い。
今日は久しぶりに雨だが、これの所為か静かに聴きたい。
体調もあるし、電気のコンディションもあると思う。
暫くこれで行こう。
20220318
PPのパワーアンプをつかってるんだけどなぁ~
シングルの音みたいだなぁ~
OPTの巻き方が左右対称だからかなぁ~
・・・まて。
OPTの巻線は二つ並んである。
これが左右対称だからと思ってた。
いやいや、一次と二次だろ。
一次二次にそれぞれプッシュとプルの巻線が有るはず。
これがバランス巻きで。
そんなことできるの?
多分プッシュの上にプルを巻いている。
同じにならないはず。
ラジ技誌に書いてあったはずだが良く分からんかった。
やっぱ自分で巻いて見ないと分からないのかな?
しかし良い音してんな。
我ながら惚れ惚れ。
中低音の厚さをプリのシングルで殺してる。
ただ、弦バスの弾む感じは出てる。
反面4ウェイスピーカーでシングルの様な音。
この音が出てる不思議さ。
温泉の湯気みたい?
もう少し聴いたらプリのOPTを20kにしてパワーの初段Rgを低めでやってみたい。
伝送ラインも600Ωに近付くように。
今は確かOPT一次が17kと高いから半分くらいにならないか?
などなど、妄想が止まらない。
20220319
パワーの初段Rgを18kΩにした時は、プリのOPT一次側をパラにする。
Rgを12kΩにした時はOPT一次側をシリーズにする。
以上ではともにプリに出力管の負荷が22kΩ程になる。
そうしないとF特が良くならない。
ではプリのOPTはパラかシリーズか?と言う疑問が起きる。
どっちでもいい?
いいか?
何か違いが有るのか?
という事で、歪を測って見た。
左:100Hz、中:1kHz、右:10kHz。
赤線がシリーズ、青線がパラ。
シングルプリの測定。 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)
シリーズ使いが良いんだ。
パラだと二つの巻き線それぞれの違いが出るのかもしれない。
以前の10Vで4%超は高いなと思ってた。
今は2%を超えない。
そういえばアイエスオーではパラ使いはF特が無かったな。
なるほどなるほど。
20220317
昨日の測定について考える。
まず、F特を良くしようとすると、プリの出力管の負荷は21k~22kΩとなる。
これに合わせるため、パワーの初段Rgを18kΩ(高め)にするにはプリのOPT一次側をパラにしたり、
Rgを10kΩ(中ぐらい)にしてプリのOPT一次側をシリーズにすると高域が下がってしまった。
結局12kΩとした。
Rgを高めにすると伝送ラインも1.2kΩ程になってしまう。
しかしF特を良くしたいと思うとこの辺になってくる。
最終はRgを12kΩとした。
測定はしてないが、Rgが13.2kΩ(右の方青く塗ってある)の下図のとそんなに変わらないと思う。
この記事を書いてて思ったのだが、
10kΩのOPTを20kで使っているが、ならばパワーのRgを下げて20kΩで使えばいいか。
そうすれば伝送ラインも下がるかもしれない。
ただ、メーカー公表のF特は10kΩ使いの方が低域が良い。
今回は低域が問題なので10kΩとしたが、後で20kΩとしてみようか。
・・・そうだ、20kΩにするとF特のピークが取れなかったんだ。
20220317
アナログを調整して、中低音が痩せているような感じがしてきた。
その下の超低音は何となく認識できるようだ。
伝送インピーダンスを600Ωに戻そうかと思う。
その前に一旦測定しておこう。
まず、現状。パワーの初段Rgを18kΩとした時はプリ(下図左半分)の出力管負荷は20.7kΩとなった。
下グラフ高域の一番良い薄い緑線。
パワーの初段Rgを6.4kに下げた。プリの出力管負荷が下がってしまうのでOPT一次をシリーズに変更した。
下グラフの、高域のしゃくれてない、一番伸びてない、薄い青線。
伝送インピーダンスが400Ω程に下がった。
これでF特を測定したら、高域が下がってしまった。低域は素晴らしい。
高域を伸ばしたいと思い、パワーの初段Rgを13.3kΩとした。
下グラフ紫線。
F特は良いのだが、プリの出力管の負荷が22.7kΩとなっている。
これは出力管の内部抵抗の8倍となり、高過ぎのような気がする。
上グラフの高域がしゃくれている青線は、パワーの初段Rgを間違えて1.3kΩとした時の物。
過負荷で高域にピークが出来るのは私の認識と違うのだが・・・。
赤線は最初の物。パワーの初段Rgが18kΩの物。
同じくパワーの出力で測定。
紫線はRgが18kΩの、現状の物。
下グラフ黄緑線は以前の物。パワーの初段Rgを13kΩとしてみたがハイ落ちが酷い。
赤線はRgを10kΩにしたもの。少ししか良くならなかった。
これはプリのF特を見れば大体傾向が分かるので、以降はプリのみで測定とした。
考察は次回。
20220316
※以下に述べることは私個人の考えであって、受け入れられない方もいると思います。
適当に流してください。
・ ・ ・ ・
私が高純度銅線を使うようになったのは定かではないが、大学の時だから自作を初めて2~3年後位かと思う。
スピーカーケーブルが先か、アンプの内部配線が先か。
スピーカーケーブルは最初パイオニアのJP‐201だったかを使った。
次はモニターPCかな。
その後にダイヤトーンW‐1120も買った。
そして日立の6Nだったかな。
っとすると、6N‐AWG18をアンプに使ったのはモニターPCを買った頃と近いように思う。
当時はどちらも良さが分からなかった。
ただ、雑誌の評判が良かったから使ってたようなもんだ。
アンプに関してはそれ以外ずっとメインで使っている。
他にも色々使ったが6Nに戻る。
高純度銅線がけなされた時もあった。
薄くなる、とか、どぎつい音が出る、とか言われたが、いつも「そうかぁ~」っと思いながら使っていた。
おかげで対外的に「使ってる」とは言いづらかった。
最近ようやくその効果が出てきたと思う。
表面で演奏してる音の、その裏の音が聴こえることが有る。
楽器の演奏の仕方が分かるようになる。
一つの楽団で40人からいればもっと色々な音が聴こえても良いと思うが、スピーカーの限界かとも思う。
その代わりそれらが混ぜ合わさった音色が効けると面白い。
楽団の音色ってそうやって出来るのではないか。
そしてレコードが良く鳴る。
今までは「録音が悪いからなあ」と諦めてたLPが良く鳴ると嬉しい。
メータの春祭
スメターチェクのアルルの女
楽器一個一個が曖昧な鳴り方だが、突然開ける鳴り方する。
楽器一個一個はそれなりだが、そういう録音なんだ、と言うような感じが分かるとそうかぁ、となる。
これって高純度の配線を使ったからと思う。
高純度銅配線は悪いものは何もないハズ。
ストレートに出す、と言う点ではシステムのアラを出してしまうかもしれない。
問題が有るとすれば他の要素・・・
私もどうしても荒れてしまう音のLPが幾つかある。
回転シェルを使うと良く鳴ったり、余り鳴らさないLPは問題無いことから音溝が荒れてるのかなぁっと考えている。
そう言うのも含めて出してしまうのは厄介だが、マスクして誤魔化した音を聴くよりは良いと思っている。
後は配線材を極力使わず、パーツの足を有効利用するようにしている。
足を切って電線繋ぐなら、足を切らずそのまま接続。
接点を減らす。
おかげで、かどうかは分からないが、合わないパーツもある。
昔は音を聴いて却下したコンデンサー類が結構あるが、そういうものは今になってもメインでは使おうとは思わないかな。
もしやと思って使ってみるが、やっぱり・・・と言うのがほぼすべてかな。
十数年前にアクロテックは6Nの配線販売を終了した。
製造機械は手放したと聞いた。
もう終わりかと思ったが、半導体の世界では高純度銅が使われてるらしく安心した。
先日の話では、100m単位でなら注文できるかも?という事だった。
私の手持ちもプリに使ったのでもうほぼ無い。
いま、オヤイデの3398と言うのが代わりになるかな、っと思っている。
信号ラインに使っているが、特に6Nと遜色ない。
多分私のシステムの音は、他人からは薄くて物足りないものだと思う。
リボン型スピーカーが私の根底に有るのかもしれない。
今さら変える気も無いが。
20220315
カートリッジからのケーブルを銀線とし、少し短かったので6Nのケーブルを使ったピンケーブルを繫いだものにした。
前のモガミの物はポッコリ、っといった感じだった。
銀線はさらっとした感じになった。
音色はキツイと言うか、冷めざめした方向になった。
此方の方が好みだ。
まあ細かく言うと、純粋でない、少し混じった様な音色。
空間感も良くなった。
モガミは楽器だけが鳴ってる感じかな。
銀線と言っても上流側なので、下流側に6Nを使っているので音は6Nに近いのかな?
でもこの銀線はタンテまわりに何回か使ったが、特徴が分からなかった。
銀線はアームのフリクションを無くすための細い線。
モガミの細い線もあるが、アレの音も良く分からん。
悪い気はしなかったが。
ここまで語っておいてなんだが、位相が逆だった。
最近クラシックでは位相が分からない。
ポップスを掛けて確認した。
ケーブルは確認したはずなんだけど、なんでだろう。
音がしっかりしてきた。
あれ?アナログの周りに使ったケーブルって、余り特徴が掴めてないかも。
そういやシェルリードなんて価格倍、いやそれ以上なんてのも有るが、良いものは価格差が余り無いように思う。
テクニカの有名な奴は無難だが、マイソニックのは音が良い。
ゾノはクリアなんだが、アクロリンク・イケダは良く分からなかったな。
やはりもしかして低インピーダンスだからか。
電流が少ないからか。
その代わり昇圧トランス二次側はケーブルの違いが良く分かる感じがする。
最近電線病、治まってきたか?
オーディオの始まりは電線変えて驚いた事だったのに。
20220315
私のアナログサウンドは、軽い。
重厚とは程遠い。
聴いてる最中は気にならないが、こうして思い出してみるとそういう感想になる。
SME312トーンアームが軽いからか?
3012Rは多分真鍮でそちらの方が重いのだが、アームパイプが細く強度が無い気がしてる。
主にねじれ。
312の方がしっかり全部の音を出してる気がする。
が、軽いのだ。
シュアなどの軽針圧用と思えてならない。
TYPEVを使うと軽いのだが、それが気にならない。
音が濃いというかふやけた感じになり、それが悪いように聴こえない。
相性はこっちだと思う。
アームパイプにトライガードを巻いてしばらく使ったが、メリットは感じられなかった。
まあ、テフロンテープを介していたので導電も無かったし、振動を抑えてたかも怪しい。
水平出す基準の白線が見えないので剥がしたが、音は変わったように思えなかった。
見栄えについてはトライガードが無い方が良い。
気になっているのはIKEDAのアームだったが、縁が無かった。
EMINENTはダイナミックバランスアームが良いというのを何かで聞いたが、RS‐309Dも縁が無かった。
今思うとバネで押さえるというのは、細かい振動を抑えてないか?
ターゲットを絞って聴くには良いのかも?
なんて妬んでみる。
まあ、重いトーンアームを使ったら、今のふんわりした音場感は無くなるような気がする・・・
今だったら・・・
欲しいトーンアームが無いんだよな。
多分音は良いんだけど、ターレスなどの機構が沢山ついたアームは好きになれない。
リンクは少ない方が良い。
20220314
ながら聴きでは良い雰囲気で鳴っている。
けど、ピアノが良くない。
アシュケナージの熱情はもっと透明だと思ってた。
何か丸いんだよな。
オーディオ的には申し分ない。
曖昧なところが無くなって、輪郭の滲みみたいなものが無くなった。
そういうところは安心して聴ける。
手持ちに銀のテフロン巻線が有るのだが、エポキシで固めてしまったもの。
SMEの3012Rの改造に使ったが、ノーマルが良い。
っとなるとこの先使う事は無いと思う。
なのでちょん切った。
1m程の長さだが、あと50cmほど欲しいので延長してみた。
6N‐AWG18(トライガード巻き)のピンケーブルを使う。
片方のピンプラグを外して、端子台を作って延長する。
銀線のテフロン被覆はライターで焙るとひゅるっと縮む。
今までカッターで苦労したが、オヤイデのHPにあった。
被覆が燃えるから残差が銀線に残ると思ってどうかと思ったが、熱で縮むだけ(若干炭化するようだが)なので、銀線にはほぼ影響無いと思う。
これで折角減らした接点が一個増えるのだが、これとケーブルの純度(材質)の音質への影響がどうか見てみる。
20220314
フォノイコに昇圧トランスのstage202のトランス本体を組み込もう。
なんかもうこれでいい、って感じになった。
切替も要らないな。
このLCRフォノはEMINENT専用だ。
今は仮組で、フォノイコがひっくり返っている。
これではフォノケーブルの長さが決まらない。
フォノイコの出力コンデンサーを少しずらすため、出力のピンジャックを移動する。
幸い前回取付けようとしたセレクターの穴を広げて使う。
何とか収まった。
ブチルで貼っただけなので落下しないように底板にはスポンジを貼って少し持ち上げるようにした。
20220314
モガミ電線直結、は聴く気にならなくなってしまった。
まあ、他にも要因が有るが。
試しにトーレンスとSYNERGYで鳴らしてみた。
凄く透明な音が出た。
なんじゃあこりゃ。
トランスを二個噛ましてた。
Mc千をはずしてstage202の解体品だけに繋いだ。
フォノイコの入力インピーダンスは調整前の82Ωから71Ωになっているが、50Ωにはもう少し下げたいことろだ。
けどこれで鳴らしてみた。
SYNERGYのブットさは無くなってサラっという感じになった。
気になる音色は、少し有るがこれなら問題ない。
ピアノらしさにSYNERGYの個性が載ってる感じだが、モガミはピアノを変質させてしまう。
昇圧トランス組み合わせはMc千の方が良いな。
これだと何の機種聴いてるか分からないし、SYNERGYとEMINENTの中間の音って感じ。
フォノイコがEMINENT専用になってしまうので、SYNERGYには他のフォノイコを組み合わせてみようと思う。
20220313
二日ほど経ったので、カートリッジからのケーブルも落ち着いたと思う。
ポップスを聴いた感じは特に問題無く、良い感じだ。
そこで、ピアノを掛けてみた。
ピアノを弾く右手が遠く聴こえ、左手が近く聴こえる。
これは今まで無かった聴こえ方だったが、音色が変。
もうちょっと透明に聴こえるはずだが、箱が鳴ってるように感じる。
弦楽の4重奏をを掛けてみた。
やはり音色が変だ。
バイオリンが楓ではなく紫檀で出来てる感じ?
勿論そんなものは想像でしかなく分からん。
とにかく音色が変わってしまった。
312の内部配線は多分モガミだと思うが、モガミのシールド線と被覆線では大分違うようだ。
今回使ったのは多分モガミの2526だと思う。
前に使った銀線を出してみたが、ちと短かった。
ネットでモガミを探したら、解散と有りびっくりした。
正確には株主のMITの事であり、モガミは残っているようだ。
オヤイデではいまだに販売してるし、先日見たYOUTUBEではステレオ誌の方がモガミの特注スピーカーケーブルを自慢してた。
今まで若干癖は有るけど良いケーブル、っと思ってたが、思わぬ欠点が出たかもしれない。
20220313
アルルの女を聴いてて、「ティンパニ―が良いな。パンと張った感じが出てて、イメージが湧くようになるくらいわかるようになった」
などと聴いていた。
渡辺美里を掛けてびっくり。
位相が逆だった。
カートリッジのピンの接続がRch逆だった。
早速直して聴いた。
くるみ割り人形だが、まず思ったのが、針が減った時のようなチリチリした感じが無くなった。
いや、無くなってはないかな。微小に残っている。
接点歪がこれを増幅してたのかな。
そして奥行き感が出てきた。少し前は、スピーカーの前面に伸びてくると思ってたが、位相がどこかで逆だったかな?
鳴り方は私はこちらが好きなんだ。
解像度も上がった。
エレキギターが鳴ってるな、って感じから、
こんな弾き方してたんだ、ってのが分かるようになった。
何ともまあ、アンプを弄って結構な高みに来たと思ってたが、まだこんな落とし穴が有ったとは。
とか言いつつもあれだけアンプを仕上げたおかげでこの違いが分かってきたようにも思う。
昔は秋葉原の実験室エンゼルポケットで、アンプの下に敷いたインシュレーターがこけたら途端に音が崩れた気がした。
「こんなに変わるか?」っと驚いたものだ。
いま、それがうちでも出るかな・
でもインシュレーターの類って、あまり使わなくなった。
アンプは構造物(筐体)をしっかりすれば必要ない、と言う考えだからだ。
20220312