analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

フォノの入力抵抗を替えてMM(TYPEⅤxMR)を鳴らしてみた。

2022-05-16 20:39:26 | PhfD‐3.2

今度はTYPEⅤxMRを鳴らしてみた。

一聴あれ?っと思ったが、気合入れて聴くとこちらの方が高域は出てるようだ。

それは良いのだが、中音の張り出しがパリッとしてキツいかな。

何でだろ。なにかキツい音出す原因が有るのかな。

でもこの辺なら何とかなると思う。

 

取り敢えずは良しとしたいが、負荷抵抗11kΩではキツいな。

20kΩ位にしたいところだが。

 

20220304

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フォノの入力抵抗を替えてMM(TYPEⅣMR)を鳴らしてみた。

2022-05-15 00:02:18 | PhfD‐3.2

それでは懸案のMMカートリッジを鳴らす。

選んだのはシュアのⅣMRだ。

音楽聴くには多分これがMMでは一番良い。

中低音が濃くなった。

ただ、やはりと言うか、高音が無い。

ビルエヴァンスを掛けてみたが、シンバルは一応出てるには出てるのだが、大分落ちている。

バーの雰囲気と言うか空気感が無い。

けど、今までは高音が出過ぎだったのかもしれない。

それが真空管の動作点で上手く調節されてたのかもしれない。

たまに「はっ」っとするようなときが有った。

後はフォノケーブルだな。これが1m程もあり、高音を更に落としてるのかもしれない。

 

なぜかシュアの音色みたいのが気にならないんだよな。

パサついたというか、声にも独特の音色が付いた。

 

シュアのTYPEⅣMRの負荷抵抗は47kΩとなっているが、内部インピーダンスは1,380Ωとなっている。

TYPEⅤxMRは解らないが、ⅤMRは815Ωとなっているので

此方だと高域が伸びるのかな?

以前は高域がキツいと思ってたし。

 

20220304

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フォノイコの入力抵抗を替えて(11kΩ)鳴らしてみた。その3

2022-05-14 00:05:16 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を戻すのだが、13kΩは薄すぎ。

10kΩは濃すぎ。まあ、しばらく聴いたら気にならなくなったので問題はない。

なので11kΩ程にしてみようか。

30kΩと18kΩをパラって11.25kΩ。

(下表⑦)

 

これで行く。

 

まあこれはドンピシャって感じではなく、妥協の産物のようだ。

音は悪くないって程度。

高低のバランスは良いのだが、なんかスケール感が小さくなった気もしないでもない。

取り敢えずこれで行くとする。

 

20220304

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フォノイコの入力抵抗を替えて(3.9kΩ)鳴らしてみた。その2

2022-05-13 00:02:51 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を10kΩにして聴きながら考えた。

この抵抗を3.9kΩにしてstage202を繋ぐとカートリッジ負荷は24.6Ωとなる。

(上グラフ⑧)

(このトランスは最小負荷倍数を13.7と考える。あれ?カートリッジ基準で考えるのか?)

stage202がインピ比158なので、フォノイコの入力抵抗は3,905Ωとなる。

SYNERGYにMc千を使うときにどうするか。

30dBの巻線を使うと3.9Ωとなってしまうが、20dB(40Ω端子)を使えば39Ωで使えるじゃないか。

 

 

丁度手持ちの3.9kΩが有ったので交換してみた。

 

これで鳴らしてみた。

なんか、力が無い感じ。中音が張り出す。高負荷は低域が伸びるらしいが、それを超えてしまった感じ。

ミスマッチ感が有る。

これではだめだ。やはり負荷は45.6倍が良いんだ。

 

 

SYNERGYを使ってみるのは止めた。

 

 

 

EMINENTとstage202の組み合わせではフォノイコの入力抵抗は、

無改造では47kΩ:全体に薄い

22.5kΩ:濃いめだが音場が狭くなる

5kΩ:高音低音が無くなり中音のみとなる。力無い。加速度電流が問題かも。

よって22.5kΩ~47kΩの範囲で調整となる。

以上はstage202のターミネート抵抗はトランスに付けたままの場合。

 

 

記憶では大分以前、これを100kΩ、60kΩ、10kΩとかに変えてみたが変化が分からなかった。

多分良いところを飛び越えてしまってたんだ。

 

20220303

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フォノイコの入力抵抗を替えて(10kΩ)鳴らしてみた。

2022-05-12 00:03:26 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を47kΩ(アルファ抵抗)から10kΩ(ビシェイVSR)に交換し、早速鳴らしてみた。

これがまた、SYNERGYそっくりの音に成ってしまった。

今までは薄く透明、と言うか後ろが透けて見えるような鳴り方だった。

それが身が詰まってきた。

ただ、広がり感は無くなった。

いたってフツーの音。

どっちかっていうと、冷たい方。タムラのトランスのようだ。

対してSYNERGYはアイエスオーか。

今までEMINENTの音と思ってたのは、トランスとのマッチングの音。

意外だったのは高域の荒れた感じが気にならなくなった。

意外とか言って実は少し期待してたのだが、上手く行った。

この傾向で行くと、フォノの入力インピーダンスを3.9kΩにするのはやめておいた方が良い。

(が、試しに一回聴いた方が良いとも思う・・・。)

もう此処まで来たらマッチングではなくチューニングの問題か、と思う。

むしろもう少し戻した方が私の好みかもしれないが、もうしばらくこの状態で聴いていく。

こなれて音が変わるかもしれない。

まあ、替えるとすればその時は10kと13kの間で11.5kΩか。

微妙な差だな。

マイソニックは、なぜターミネート抵抗を4.2kΩにしてEMINENTの負荷抵抗を24.6Ωとしなかったのか?

82Ωでは余りにも高すぎないかと思ってたが、試聴で決めたんだと思う。

さすが、やるな。

色々LPを掛けてみた。

もうEMINENTの特徴なんてない。

音楽、まではまだ行かないが、アナログがそのままなっている感じ。

何の特徴も無い。

だから松平さんは高めのインピーダンスにして特徴を出した?

高域を鳴らすためにターミネート抵抗を付けたがデジタルの、音場が平面になってしまった?

ただ、一般的な評価の「エネルギッシュ」がイマイチなんだよな。

まあ、前よりはエネルギー感は出てるかな。

 

 

試しにSYNERGYも鳴らしてみたがそっくりな感じ。

ただ、EMINENTは前に広がるが、SYNERGYでは奥に引っ込んだ。

位相の問題かもしれない。私は基本奥に広がった音が好きなのだが。これは平面になって奥行き感が無い。

 

20220302

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フォノイコの入力抵抗を考える(10kΩ)

2022-05-11 00:03:26 | PhfD‐3.2

現在のフォノイコPhfD-3.2の入力インピーダンスは47kΩと18kΩのパラで13kΩとなっている。

これを幾つか組合わせてMc千とstage202、SYNERGYとEMINENTのどれとも組み合わせる値が無いか検討する。

 

(この画像、よく見ると入力では無くて出力に抵抗を付けている・・・。)

Stage202は22dBの昇圧比なのでインピーダンス比が158となる。

よって昇圧トランス一次側は82Ωとなり、EMINENT(1.8Ω)の46倍となる。

この倍数をもう少し下げれないか?と考えた。

stage202の適合カートリッジインピーダンスは1~6Ωとなっている。

1Ωなら82倍で82Ω。

6Ωなら13.7倍で82Ωとなる。

 

プリの場合だが、出力管負荷抵抗は出力管の内部抵抗の3倍が良い、と言う私の測定結果が有るので、トランスのインピーダンスはカートリッジのインピーダンスの何倍が良いか、と考えるとことする。

一般に昇圧トランスの一次インピーダンスはカートリッジのインピーダンスの10倍から100倍が良いらしい。

そう考えると6Ωの13.7倍が負荷インピーダンスの倍数と言うのはこの範囲(低い方)に入っている。

ならば1Ωのカートリッジを使うなら13.7倍の13.7Ωでも良いのではないか。

同じ考えでEMINENTのインピーダンス1.8Ωの13.7倍では24.6Ωとなり、最適インピーダンスと考えても良いのではないか。

プリの時は余り負荷を上げ過ぎてもいけないような感じだったので、低めで考える。

よって負荷抵抗が82Ωでは聴けなくも無いが高すぎると考え、24.6Ωになるようにする。

stage202のインピーダンス比を158とすると、入力抵抗は3,905Ωとなる。

 

 

 

 

 

ここで、エスピーユーSYNERGYにも考えて置く。

Mc千は低インピーダンス用として3Ωを想定しており、この時の昇圧比は30dB。

これはインピーダンス比が1,000となり、フォノイコの入力インピーダンスが3,905ΩだとSYNERGYの負荷インピーダンスが3.9Ωとなってしまい、メーカー推奨の10Ωから50Ωの範囲に入らない。

(上グラフ⑧)

これではMc千でSYNERGYが使えなくなってしまう。

 

SYNERGYをstage202で使うためトランスの一次インピーダンス10Ωにするにはフォノイコの入力インピーダンスを1,600Ωにしなければならない。

(上グラフ⑨)

これだとMc千を繫いだ場合1.6ΩとなりSYNERGYとMc千が組み合わせることが出来ない

 

 

元に戻って、フォノイコの入力インピーダンスが10,000Ωの時、stage202の一次側インピーダンスは63Ωとなり50には少し高い。

倍数は35倍となり、目標の13.7倍には程遠くなってしまった。

(上グラフ⑥)

当初の45.6からは二割程度しか下げることが出来ない。

せめて半分以下の20位にはしたかったが仕方ない。

フォノイコの入力に切替を付ける訳には行かない。

 

20220302

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久しぶりにスピーカーケーブルを聴いて見る。

2022-05-10 00:04:02 | ケーブル

アンプが仕上がったようなので、スピーカーケーブルを替えて違いが出るか確認してみようと思う。

最近ケーブルに無頓着だ

 

システムの配置換えをして三日。

音も落ち着いてきたと思う。

 

そこでスピーカーケーブルを考える。

今のシステムは、仮置きの時はスピーカーケーブルをテクニカの1m程のものとアンプ側だけバナナプラグ。

それを今はモニターPCの両端にオヤイデのスペードラグを取付けたものにした。

これが意外にも良くない。

何か独特な音色が有る。

これをX処理したDENONベースの片方4mの端末処理無しケーブルにしてみた。

違いが出なかったらどうしよう・・・・

心配は無用だった。

自然な感じになった。

正確に言うと楽器が自然という事ではなく、上から下までちゃんと伸びてる感じ。

こうなるとモニターPCはなんかおかしい。

曇ってるとか低域が伸びてないとか言うのではなく、なんか欠陥な感じ。

質の悪~いDA変換?のような?

音が変質してる。

まあ、言ってるほど大きな変化ではない。

X処理のケーブルを使って、ああ、そうか、と判る程度ほど。

やはり変なもの(端末処理)は良くないと思うが、このケーブルは端末処理しないと使いづらい。

 

ま、モニターPCは使う気にならなくなってしまったが、ケーブルの音質の違いは前ほど気にならない。

ケーブルは音の本質は変えないが、アンプ設計は本質を変えてしまう。

言ったら違うアンプにしてしまう、これだ。

 

電線病と揶揄されるのはこの辺か。

 

20220302

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トーンアームを調整する

2022-05-09 00:03:20 | トーンアーム

トーンアームも調整する。

タンテのセッティングでトーンアームを外した。

気になってたアームベースのFo.Qを剥がした。

 

アームパイプはテーパーなので表面水平に白線が引いてあるのだが、トライガードを巻いてあるので隠れている。

トーンアームの水平は、尻下がり、尻上がりのチューングが有るようなので見えなくても良いか、っと思っていたが、剥がそうと思った。

剥がしてみて気が付いたが、トライガードはテフロンテープを介していた。導電性がトライガードにはあるのでこれでは意味がない。

元は振動対策だったのだが、キツい音が解決したようなので剥がしてみた。

やはりこのアームはかっこいい。

若干尻下がりだが、カートリッジのスタイラスガードを付けてるのでもう少しよくなると思う。

カートリッジもほんの少し左に傾いてるので真っ直ぐにした。

後はオーバーハングを調整して針圧を2gに合わせた。

 

20220228

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タンテを調整する

2022-05-08 00:03:20 | DP-80

デンオンのシステムを再度調整してみようと思う。

主にトーンアームなのだが、タンテはどうだろう?

大理石のキャビを使っているが、これはトーンアームの振動に対してと考えている。

このキャビはDP‐7000用の物で、DP‐80用では無いんだよな。

ネジ穴が合わないのでハネナイトゴムを介して載せてるだけだった。

10kgほどの重量が有るので踊ってることは無いと思うが、本来ネジで止めるものなので性能を生かして無いか?っと思うようになった。

本来はこのゴムも無い方が良いのかもしれないが、以前無しで乗せた時、ジリジリした感じが有った。

このタンテのフレームは木製のキャビを想定してるものだと思う。

 

ネジ穴を明けよう。

タンテをキャビに当てがうと左二つ(黒丸)は合うのだが、右の赤丸が合わないので穴を明ける。

合皮のカバーを掛けてるが、それには乗せたくない。

幸いゴムの厚さでフレームは少し浮いてるようだ。

反対にゴムを介してる関係でネジ止めが効力を発してない事もあるかもしれないな。

今回はこれで行く。

 

20220228

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それでは鳴らしてみる

2022-05-07 00:07:31 | システム

ゆっくりやったというのも有るが、配線に半日も掛かってしまった。

パワーをスピーカーから離したのでスピーカーケーブルは長いもの:モニターPCにした。

ケーブルが長くなったが、鳴らしてみるとなんじゃこりゃな音になった。

こじんまり、抜けの悪いガサガサの音。

なんか失敗したかと思ったが、LPを三枚くらい描けたら戻ってきた。

ずいぶん薄いが透明ともいえるか?

EMINENTを鳴らしてるが、トーレンスはふくよかでまとまった音だった。

この対比が面白い。

ただ、中高音が少し荒い。

針が減ってるのかな。あとでアームの調整をしよう。

感触は良いが、まだこなれていないようだ。

 

 

プリとCDプレーヤーを中段に、フォノイコを下段に入替えた。

これで少し使い勝手が良くなった。

 

20220228

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配置変更

2022-05-06 00:06:05 | システム

一旦配置を決めておきたい。

私は右利きなので、右に機器を置きたい。

ケーブルの納まりが良いのだが、右には入り口もあり、ケーブルを足に引っ掛けそうだ。

泣く泣く左にセットする。

ハヤミのラックは高さ的に丁度良いのだが、奥行きが有りすぎで機器のケーブル交換等が面倒だ。

集成材をカットした自作のラックを持ってきた。

これだと高さが少し有りすぎ。

カットするかと思ったが、上手く切る自信がないのでこれで行ってみる。

押し入れの前に置くと、ラックに向かって右からアクセスなので右手を使うからやりやすい。

スピーカーを東向きに置き換えるかとも思ったが、西向きにして音が覚醒した気もするのでもうしばらくこのままにしたい。

まあ、セッティングで音は良く鳴らないが、レコードを手間なく掛けたい。

 

20220226

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シングルプリの測定。

2022-05-05 00:04:27 | プリアンプ

多分システムが纏まった。

プリは12AU7+5687+NP‐126のシングル。

聴いた後、数日後に思い出すとPP程の力強さは無い感じになるが、上から下まで変なあばれも無くシングルの様な音がちゃんと出てると思う。

そうだ、フルレンジみたいな鳴り方。

スピーカーは4ウェイなんだけど。

 

これで各測定をしておこう。

前にもやっているが、総仕上げと言う意味で。

F特

にわかには信じがたいグラフとなる。前回も良かったので何かの間違いだったら・・・っと心配したが今回も良かった。

歪率

反対にこんなに悪いの?って程になった。

まあ、音には反映されて無いようなのでいいか。

下の灰色の薄い線は那須氏設計のオートバランス型PP。

 

実際はプリの出力1Vでパワーの最大出力は出てるのでこれ以下の使用になるはず。

なので小信号でも測定してみたが、イマイチのような気がする。

F特の時には気にならなかったが、100Hzを測定すると針がゆらゆらする。

モーターボーティングか。

チョークを一個増やしたからと思うが、多分前より小さくなったようだ。

電源の影響と思う。

電圧増幅段にも増やしたいが、資金が苦しい。

取付場所もない。

 

ノイズ。

入力ショート、ATT全開で2.7mV。レンジが×10となっているので0.27mVか?

ほんとか?

ここは0.4mVに下げたいはずだぞ。

これで鳴らすとかっすかにハムが聞こえる。

まあ、自分史上最低か、それ以下になっている。

ネット上で話を伺うと、ノーハムになるらしい。

1mV以上は聴くに堪えないとか。

私のは、なにか間違ってるのか?

パワーに繋ぐとハムが増える?

測定器の×10倍と言うのは2.7mVの十倍、27mVという事か。

っとするとまだまだだな。

 

 

ゲインは34dB。

もう少し下げたいが、使えない事も無い。

 

ここまで来たら、オシロで波形を見てみる。

160Hz矩形波。右肩下がりは低域の減衰、だったかな。

1kHzはオーバーシュートが極小。へえそうなんだ。

1kHzサイン波。

まあきれいなもんだ。滲みもひげも無い。

100Hzサイン波。

これも綺麗だが、横軸方向に波形が膨らんだり戻ったり。

多分モーターボーティングの影響だと思うのだが。

やはり問題無い。

 

歪率以外は良好。

 

20220226

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トランジスタアンプで鳴らしてみる

2022-05-04 00:01:01 | アンプ

シングルプリとPPパワーがLPだと凄く良く鳴っている。

こんな時にトランジスタアンプを使ってみると、アレ?あんまり差が付いてない、という事が多々あった。

今回も確認してみた。

トランジスタが若干落ちる。

音場も音色も。

なんかほっとした。

 

久しぶりだからか、なんか音が新鮮に聴こえる。

鮮度が高いという感じではなく、今までとは違う鳴り方と言う意味で。

洞穴の中で聴いてるような残響感。

音色も全体に単一で面白くない。

けど、なんか安心感が有る。

SYNERGYをトーレンスに繋ぎ、昇圧トランス無しでTA‐FA7ESに直で繋いだ。

ケーブルが届かないのでアンプが斜め向いてる。

珍しい音だからか、聴き入った。

が、半日も聴くと飽きる。

どれもこのアンプの個性から抜け出なく皆同じに聴こえる。

CDにしてみたけど同じだった。

真空管は複雑なシステムなのに、トランジスタはこの箱一個で済むのが痛快だ。

 

プリの外装がまだ終わってないが、正式にセッティングしようと思う。

幸い寒さが和らいだ。

 

今思ってるのは、折角だからプリとパワーを離すか。

パワーの置き場所もないし。

どっちが良いか考えてみた。

プリ・パワー間を伸ばす場合、

プリの最大電圧を1Vとすると、600Ωなら0.002A流れて0.002Wとなる。

パワーの出力は入力1Vの時20W程出るとすると12.6Vで1.6A。

長く伸ばすケーブルは電力の大きい方が良いと思う。

 

スピーカーケーブルの電力はプリ・パワー間の電力の1000倍になる。

ほんとはダンピングファクターが絡むのでスピーカ―ケーブルは短い方が良いのだが。

 

パワーの置き場所を考えよう。

 

20220225

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最終仮組

2022-05-03 00:02:28 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

電源部がいい加減なので組み直したい。

電源の衝立てを真っ直ぐにし、電源トランスとチョーク、整流管、コンデンサーなどを真っ直ぐに取り付けた。

電源スイッチは前と同じにしたので配線を引き直した。配線とヒューズはサブシャーシの下にした。

配線材だけは6Nを使わないで何かの電線・・・。

 

一応これで(完成)。

サブシャーシは穴だらけ・・・

外装パネルは未だ・・・

 

これで音出ししてみた。

なんか眠ったい音だが、LP三枚ほどで目が覚めてきた。

まあ、組み直し前と変わらないかな。

ハムノイズは・・・これも変わらない。

 

ここでATTの取付方法を少し変えた。左から引き出してる配線を右にしてプラスとマイナスの配線を束ねた。

なんと、これでハムがだいぶ減った。

気を抜くとノーハムに感じるが、聞き耳立てるとムーっと少し聞こえる。

取り敢えずは合格点(私的に)。

ほんとはチョークを増やしたいが、手持ちがない。っというか、取り付ける場所が無い。サブシャーシ下?

 

ノイズをDMMで測定してみた。

今までは24mVとか出てたが、今回は1mV。しかもワニ口を離しても変わらない・・・あれ?

UA‐3Sでちゃんと測らないとダメか。

 

※タイトルの最終ってのは嘘で、まだまだしばらく組み直しが続きます。

 

20220224

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シングルプリの組み直し その11 鳴らしてみた (CfD‐5.3)

2022-05-02 00:04:29 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

それでは鳴らすのだが、まずは電源を入れて唸りを聞いたが聞こえない。

これは期待できる。

まずはCDを掛けてみた。

まあ、こんなもんか。PPの時の最強の音よりは落ちるかな。

薄いけど低音も一応下の方に伸びてる。

これなら聴けなくもない。

 

LPも掛けてみた。トーレンスとSYNERGYのサブシステムだ。

こじんまりしてしまった。音量も下がってる。

電源トランスをプリで使ってた物を移植したからか?

まあ、聴けなくもない。

 

 

 

翌日、LPをもう一度かけた。

そいや、昇圧トランスの接続確認しとくか。

Mc千は 30dB - 中間タップ20dB - 出力 と一個のトランスで賄っているが、20dBをフォノイコに繋いでた。

これだと10dBしか昇圧せず、負荷インピーダンスが1.3kΩ?

こんなんで良く音が出てたな。

修正して音だし。

これが参った。

多分過去最強のアナログサウンド。

何でだろ?

ああ、今まではフォノイコの入力インピーダンスを47kΩにしてたが、先日13kΩにしたんだった。

MC千を使えばSYNERGYの負荷抵抗は13Ωになる。

推奨範囲は10~50Ωなのだが、47Ωから下限近くになった訳だ。

・・・そんなに変わるか?

あとはフォノイコの電源トランスを大きいのにしたんだった。

その時にチョークインプットにしたのが効いてるのかも。

 

昔のステレオシステムで、低音がブンブン出てた時と似てる。

まあ、締まりのないブーストした感じ。

でも心地よい。

中音なんて、佇まいまで解るようだ。

これを聴くとCDは平面だ。

アナログは空間を生み出す感じ。それに細かいニュアンスが分かる。

マッチングが上手く行ったようだ。

 

まあ数日経っての記憶だが、PPのような腹の底から来る力強さは無いかな。えらいものを聴いたもんだ。

 

 

 

しかしなんでだろう?

CDとこんなに差が付くなんて。

何かまだ問題が有るのかもしれない。

 

20220221

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