それでは鳴らすのだが、まずは電源を入れて唸りを聞いたが聞こえない。
これは期待できる。
まずはCDを掛けてみた。
まあ、こんなもんか。PPの時の最強の音よりは落ちるかな。
薄いけど低音も一応下の方に伸びてる。
これなら聴けなくもない。
LPも掛けてみた。トーレンスとSYNERGYのサブシステムだ。
こじんまりしてしまった。音量も下がってる。
電源トランスをプリで使ってた物を移植したからか?
まあ、聴けなくもない。
翌日、LPをもう一度かけた。
そいや、昇圧トランスの接続確認しとくか。
Mc千は 30dB - 中間タップ20dB - 出力 と一個のトランスで賄っているが、20dBをフォノイコに繋いでた。
これだと10dBしか昇圧せず、負荷インピーダンスが1.3kΩ?
こんなんで良く音が出てたな。
修正して音だし。
これが参った。
多分過去最強のアナログサウンド。
何でだろ?
ああ、今まではフォノイコの入力インピーダンスを47kΩにしてたが、先日13kΩにしたんだった。
MC千を使えばSYNERGYの負荷抵抗は13Ωになる。
推奨範囲は10~50Ωなのだが、47Ωから下限近くになった訳だ。
・・・そんなに変わるか?
あとはフォノイコの電源トランスを大きいのにしたんだった。
その時にチョークインプットにしたのが効いてるのかも。
昔のステレオシステムで、低音がブンブン出てた時と似てる。
まあ、締まりのないブーストした感じ。
でも心地よい。
中音なんて、佇まいまで解るようだ。
これを聴くとCDは平面だ。
アナログは空間を生み出す感じ。それに細かいニュアンスが分かる。
マッチングが上手く行ったようだ。
まあ数日経っての記憶だが、PPのような腹の底から来る力強さは無いかな。えらいものを聴いたもんだ。
しかしなんでだろう?
CDとこんなに差が付くなんて。
何かまだ問題が有るのかもしれない。
20220221