analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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シングルプリの組み直し その11 鳴らしてみた (CfD‐5.3)

2022-05-02 00:04:29 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

それでは鳴らすのだが、まずは電源を入れて唸りを聞いたが聞こえない。

これは期待できる。

まずはCDを掛けてみた。

まあ、こんなもんか。PPの時の最強の音よりは落ちるかな。

薄いけど低音も一応下の方に伸びてる。

これなら聴けなくもない。

 

LPも掛けてみた。トーレンスとSYNERGYのサブシステムだ。

こじんまりしてしまった。音量も下がってる。

電源トランスをプリで使ってた物を移植したからか?

まあ、聴けなくもない。

 

 

 

翌日、LPをもう一度かけた。

そいや、昇圧トランスの接続確認しとくか。

Mc千は 30dB - 中間タップ20dB - 出力 と一個のトランスで賄っているが、20dBをフォノイコに繋いでた。

これだと10dBしか昇圧せず、負荷インピーダンスが1.3kΩ?

こんなんで良く音が出てたな。

修正して音だし。

これが参った。

多分過去最強のアナログサウンド。

何でだろ?

ああ、今まではフォノイコの入力インピーダンスを47kΩにしてたが、先日13kΩにしたんだった。

MC千を使えばSYNERGYの負荷抵抗は13Ωになる。

推奨範囲は10~50Ωなのだが、47Ωから下限近くになった訳だ。

・・・そんなに変わるか?

あとはフォノイコの電源トランスを大きいのにしたんだった。

その時にチョークインプットにしたのが効いてるのかも。

 

昔のステレオシステムで、低音がブンブン出てた時と似てる。

まあ、締まりのないブーストした感じ。

でも心地よい。

中音なんて、佇まいまで解るようだ。

これを聴くとCDは平面だ。

アナログは空間を生み出す感じ。それに細かいニュアンスが分かる。

マッチングが上手く行ったようだ。

 

まあ数日経っての記憶だが、PPのような腹の底から来る力強さは無いかな。えらいものを聴いたもんだ。

 

 

 

しかしなんでだろう?

CDとこんなに差が付くなんて。

何かまだ問題が有るのかもしれない。

 

20220221

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