analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

昇圧トランスをフォノイコに組み込む

2022-05-29 00:04:34 | アナログ

先日解体した昇圧トランスをフォノイコに移植する。

初段真空管ソケットからRCAジャックの配線を外し、此処にトランスを結線する。

思ってたより簡単に済んだ。

が、入力抵抗の移植を忘れてた。やり直し。

 

これでセッティングして音出し。

音出ない・・・。

あ、トランスの入力と出力間違えてた。

電圧下がる方向だから過電圧とかは大丈夫と思うが。

修正して再度音出し。

判断は後にして、取り敢えず音が出るかだけ確認。

夜中なのでプリのボリューム最小。

蚊の鳴く、よりは大きい。

取り敢えず出た。

が、何だこの音は。

今まではもやもやして、この音量では音楽が分からなかった。

今は高音は感じないが、低音の厚みが出てる。

驚いた。

しかもスピーカーはAR‐4X。

音楽に成っている。

明日の音量上げての試聴が楽しみだ。

 

 

不思議な現象が一つ。

最初左だけ鳴らしたのだが、位相ずれの様な音が左後ろから聞こえた。

襖は空いてるので反射はしないはず。

プラのケースの反射してるかと思って動かしたが変わらない。

そもそも片方だけなので位相ずれは起こしてないはず。

後ろの本棚が反射してるっぽい。

トランスをケースから出したからか?

まあ、音の浸透が良くなった、と良い方に考えたのでそのままにした。

左右のスピーカーを鳴らしたら治まった。

 

 

一応計算してみると。

カートリッジが0.5mV。まあ、実際の音楽は0.01mVか、それ以下かもしれない。

22dBのトランスで12.6倍すると0.13mVちっさ。

これはRCAケーブルの接点を通ると思うと、ぞっとする。

 

20220310

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