先日解体した昇圧トランスをフォノイコに移植する。
初段真空管ソケットからRCAジャックの配線を外し、此処にトランスを結線する。
思ってたより簡単に済んだ。
が、入力抵抗の移植を忘れてた。やり直し。
これでセッティングして音出し。
音出ない・・・。
あ、トランスの入力と出力間違えてた。
電圧下がる方向だから過電圧とかは大丈夫と思うが。
修正して再度音出し。
判断は後にして、取り敢えず音が出るかだけ確認。
夜中なのでプリのボリューム最小。
蚊の鳴く、よりは大きい。
取り敢えず出た。
が、何だこの音は。
今まではもやもやして、この音量では音楽が分からなかった。
今は高音は感じないが、低音の厚みが出てる。
驚いた。
しかもスピーカーはAR‐4X。
音楽に成っている。
明日の音量上げての試聴が楽しみだ。
不思議な現象が一つ。
最初左だけ鳴らしたのだが、位相ずれの様な音が左後ろから聞こえた。
襖は空いてるので反射はしないはず。
プラのケースの反射してるかと思って動かしたが変わらない。
そもそも片方だけなので位相ずれは起こしてないはず。
後ろの本棚が反射してるっぽい。
トランスをケースから出したからか?
まあ、音の浸透が良くなった、と良い方に考えたのでそのままにした。
左右のスピーカーを鳴らしたら治まった。
一応計算してみると。
カートリッジが0.5mV。まあ、実際の音楽は0.01mVか、それ以下かもしれない。
22dBのトランスで12.6倍すると0.13mVちっさ。
これはRCAケーブルの接点を通ると思うと、ぞっとする。
20220310