シングルプリとPPパワーがLPだと凄く良く鳴っている。
こんな時にトランジスタアンプを使ってみると、アレ?あんまり差が付いてない、という事が多々あった。
今回も確認してみた。
トランジスタが若干落ちる。
音場も音色も。
なんかほっとした。
久しぶりだからか、なんか音が新鮮に聴こえる。
鮮度が高いという感じではなく、今までとは違う鳴り方と言う意味で。
洞穴の中で聴いてるような残響感。
音色も全体に単一で面白くない。
けど、なんか安心感が有る。
SYNERGYをトーレンスに繋ぎ、昇圧トランス無しでTA‐FA7ESに直で繋いだ。
ケーブルが届かないのでアンプが斜め向いてる。
珍しい音だからか、聴き入った。
が、半日も聴くと飽きる。
どれもこのアンプの個性から抜け出なく皆同じに聴こえる。
CDにしてみたけど同じだった。
真空管は複雑なシステムなのに、トランジスタはこの箱一個で済むのが痛快だ。
プリの外装がまだ終わってないが、正式にセッティングしようと思う。
幸い寒さが和らいだ。
今思ってるのは、折角だからプリとパワーを離すか。
パワーの置き場所もないし。
どっちが良いか考えてみた。
プリ・パワー間を伸ばす場合、
プリの最大電圧を1Vとすると、600Ωなら0.002A流れて0.002Wとなる。
パワーの出力は入力1Vの時20W程出るとすると12.6Vで1.6A。
長く伸ばすケーブルは電力の大きい方が良いと思う。
スピーカーケーブルの電力はプリ・パワー間の電力の1000倍になる。
ほんとはダンピングファクターが絡むのでスピーカ―ケーブルは短い方が良いのだが。
パワーの置き場所を考えよう。
20220225