フォノイコの入力抵抗を10kΩにして聴きながら考えた。
この抵抗を3.9kΩにしてstage202を繋ぐとカートリッジ負荷は24.6Ωとなる。
(上グラフ⑧)
(このトランスは最小負荷倍数を13.7と考える。あれ?カートリッジ基準で考えるのか?)
stage202がインピ比158なので、フォノイコの入力抵抗は3,905Ωとなる。
SYNERGYにMc千を使うときにどうするか。
30dBの巻線を使うと3.9Ωとなってしまうが、20dB(40Ω端子)を使えば39Ωで使えるじゃないか。
丁度手持ちの3.9kΩが有ったので交換してみた。
これで鳴らしてみた。
なんか、力が無い感じ。中音が張り出す。高負荷は低域が伸びるらしいが、それを超えてしまった感じ。
ミスマッチ感が有る。
これではだめだ。やはり負荷は45.6倍が良いんだ。
SYNERGYを使ってみるのは止めた。
EMINENTとstage202の組み合わせではフォノイコの入力抵抗は、
無改造では47kΩ:全体に薄い
22.5kΩ:濃いめだが音場が狭くなる
5kΩ:高音低音が無くなり中音のみとなる。力無い。加速度電流が問題かも。
よって22.5kΩ~47kΩの範囲で調整となる。
以上はstage202のターミネート抵抗はトランスに付けたままの場合。
記憶では大分以前、これを100kΩ、60kΩ、10kΩとかに変えてみたが変化が分からなかった。
多分良いところを飛び越えてしまってたんだ。
20220303