analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

シングルプリの組み直し その10 増幅段組み直し (CfD‐5.3)

2022-05-01 00:04:29 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

プレート電流を絞って低域が厚くなった気がするが、中高域の広がりが少し弱まった感じもする。

これで増幅段をもう一度作り直す。仕上げだ。

右が改良後。

今回はハム退治を考えた。

発振防止抵抗1kΩの足も少し切った。

カソード周りが前回の配置では狭く、リード線を一回転から二回転巻いてフォーミングさせたが、今回はこれはコイルになってダメかと思い始めた。

前回から定数も少し変更した。

カップリングコンデンサーは0.47μでは少しやりすぎかと思い、0.22μに下げた。

低域は変わらなかったし、動作点の変更で改善できたからだ。

増幅段に向けてた、衝立にしたチョークなどを電源部に向けた。

元に有ったチョークは場所に困り二階建てにした。

電源スイッチは未だ煮詰まっていない。

一旦これで組み上げた。

 

電圧を測った。

チョークで出力段のEpを下げたが、もう少し下げても良いと思う。

そこで前段のU7のカソード抵抗を1kから850Ωに下げた。

これで出力段も少し下がると思ったが、イマイチ下がらなかった。

 

※以下の回路図は特殊です。一般のアンプには合いませんので利用するときは自己責任でお願いします。

 

20220221

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