フォノイコの入力抵抗を47kΩ(アルファ抵抗)から10kΩ(ビシェイVSR)に交換し、早速鳴らしてみた。
これがまた、SYNERGYそっくりの音に成ってしまった。
今までは薄く透明、と言うか後ろが透けて見えるような鳴り方だった。
それが身が詰まってきた。
ただ、広がり感は無くなった。
いたってフツーの音。
どっちかっていうと、冷たい方。タムラのトランスのようだ。
対してSYNERGYはアイエスオーか。
今までEMINENTの音と思ってたのは、トランスとのマッチングの音。
意外だったのは高域の荒れた感じが気にならなくなった。
意外とか言って実は少し期待してたのだが、上手く行った。
この傾向で行くと、フォノの入力インピーダンスを3.9kΩにするのはやめておいた方が良い。
(が、試しに一回聴いた方が良いとも思う・・・。)
もう此処まで来たらマッチングではなくチューニングの問題か、と思う。
むしろもう少し戻した方が私の好みかもしれないが、もうしばらくこの状態で聴いていく。
こなれて音が変わるかもしれない。
まあ、替えるとすればその時は10kと13kの間で11.5kΩか。
微妙な差だな。
マイソニックは、なぜターミネート抵抗を4.2kΩにしてEMINENTの負荷抵抗を24.6Ωとしなかったのか?
82Ωでは余りにも高すぎないかと思ってたが、試聴で決めたんだと思う。
さすが、やるな。
色々LPを掛けてみた。
もうEMINENTの特徴なんてない。
音楽、まではまだ行かないが、アナログがそのままなっている感じ。
何の特徴も無い。
だから松平さんは高めのインピーダンスにして特徴を出した?
高域を鳴らすためにターミネート抵抗を付けたがデジタルの、音場が平面になってしまった?
ただ、一般的な評価の「エネルギッシュ」がイマイチなんだよな。
まあ、前よりはエネルギー感は出てるかな。
試しにSYNERGYも鳴らしてみたがそっくりな感じ。
ただ、EMINENTは前に広がるが、SYNERGYでは奥に引っ込んだ。
位相の問題かもしれない。私は基本奥に広がった音が好きなのだが。これは平面になって奥行き感が無い。
20220302
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