analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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フォノイコの入力抵抗を替えて(10kΩ)鳴らしてみた。

2022-05-12 00:03:26 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を47kΩ(アルファ抵抗)から10kΩ(ビシェイVSR)に交換し、早速鳴らしてみた。

これがまた、SYNERGYそっくりの音に成ってしまった。

今までは薄く透明、と言うか後ろが透けて見えるような鳴り方だった。

それが身が詰まってきた。

ただ、広がり感は無くなった。

いたってフツーの音。

どっちかっていうと、冷たい方。タムラのトランスのようだ。

対してSYNERGYはアイエスオーか。

今までEMINENTの音と思ってたのは、トランスとのマッチングの音。

意外だったのは高域の荒れた感じが気にならなくなった。

意外とか言って実は少し期待してたのだが、上手く行った。

この傾向で行くと、フォノの入力インピーダンスを3.9kΩにするのはやめておいた方が良い。

(が、試しに一回聴いた方が良いとも思う・・・。)

もう此処まで来たらマッチングではなくチューニングの問題か、と思う。

むしろもう少し戻した方が私の好みかもしれないが、もうしばらくこの状態で聴いていく。

こなれて音が変わるかもしれない。

まあ、替えるとすればその時は10kと13kの間で11.5kΩか。

微妙な差だな。

マイソニックは、なぜターミネート抵抗を4.2kΩにしてEMINENTの負荷抵抗を24.6Ωとしなかったのか?

82Ωでは余りにも高すぎないかと思ってたが、試聴で決めたんだと思う。

さすが、やるな。

色々LPを掛けてみた。

もうEMINENTの特徴なんてない。

音楽、まではまだ行かないが、アナログがそのままなっている感じ。

何の特徴も無い。

だから松平さんは高めのインピーダンスにして特徴を出した?

高域を鳴らすためにターミネート抵抗を付けたがデジタルの、音場が平面になってしまった?

ただ、一般的な評価の「エネルギッシュ」がイマイチなんだよな。

まあ、前よりはエネルギー感は出てるかな。

 

 

試しにSYNERGYも鳴らしてみたがそっくりな感じ。

ただ、EMINENTは前に広がるが、SYNERGYでは奥に引っ込んだ。

位相の問題かもしれない。私は基本奥に広がった音が好きなのだが。これは平面になって奥行き感が無い。

 

20220302


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