analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

シングルプリの測定。

2022-05-05 00:04:27 | プリアンプ

多分システムが纏まった。

プリは12AU7+5687+NP‐126のシングル。

聴いた後、数日後に思い出すとPP程の力強さは無い感じになるが、上から下まで変なあばれも無くシングルの様な音がちゃんと出てると思う。

そうだ、フルレンジみたいな鳴り方。

スピーカーは4ウェイなんだけど。

 

これで各測定をしておこう。

前にもやっているが、総仕上げと言う意味で。

F特

にわかには信じがたいグラフとなる。前回も良かったので何かの間違いだったら・・・っと心配したが今回も良かった。

歪率

反対にこんなに悪いの?って程になった。

まあ、音には反映されて無いようなのでいいか。

下の灰色の薄い線は那須氏設計のオートバランス型PP。

 

実際はプリの出力1Vでパワーの最大出力は出てるのでこれ以下の使用になるはず。

なので小信号でも測定してみたが、イマイチのような気がする。

F特の時には気にならなかったが、100Hzを測定すると針がゆらゆらする。

モーターボーティングか。

チョークを一個増やしたからと思うが、多分前より小さくなったようだ。

電源の影響と思う。

電圧増幅段にも増やしたいが、資金が苦しい。

取付場所もない。

 

ノイズ。

入力ショート、ATT全開で2.7mV。レンジが×10となっているので0.27mVか?

ほんとか?

ここは0.4mVに下げたいはずだぞ。

これで鳴らすとかっすかにハムが聞こえる。

まあ、自分史上最低か、それ以下になっている。

ネット上で話を伺うと、ノーハムになるらしい。

1mV以上は聴くに堪えないとか。

私のは、なにか間違ってるのか?

パワーに繋ぐとハムが増える?

測定器の×10倍と言うのは2.7mVの十倍、27mVという事か。

っとするとまだまだだな。

 

 

ゲインは34dB。

もう少し下げたいが、使えない事も無い。

 

ここまで来たら、オシロで波形を見てみる。

160Hz矩形波。右肩下がりは低域の減衰、だったかな。

1kHzはオーバーシュートが極小。へえそうなんだ。

1kHzサイン波。

まあきれいなもんだ。滲みもひげも無い。

100Hzサイン波。

これも綺麗だが、横軸方向に波形が膨らんだり戻ったり。

多分モーターボーティングの影響だと思うのだが。

やはり問題無い。

 

歪率以外は良好。

 

20220226


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