analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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うちの場合のセッティング考

2021-11-29 00:41:06 | セッティング

今回スピーカーセッティングに関してネットで検索してみたが、たくさん出てくるものだ。

ただ、どれも「大方」同じような感じだ。

実際にやってみないと分からない、のかもしれない。

 

 

 

うちの場合のスピーカーのセッティングについて纏めてみる。

 

 

まずはスピーカーの高さを決める。

DK‐5の場合と角棒の場合で音のイメージが出来ているからだ。

これで低音の量感と音場の広がりを見る。

今回は低音を少し増やしたいというのと天井から離し目にしようとする目論み。

置き台について、畳の床なので柔らかい。

左右のスピーカー共通の板に載せる。60cm×2200cmのサイズ。

これでスピーカーの向きが揃う。これをやると焦点が合うというか、エネルギーが出てくる気がする。

その上に集成材をブチルゴムで貼り合わせた防振台を載せる。正直これの効果と言うのは感じたことは無いのだが、安心感のような物。

ブチルにオーガンジーを張ったもので仕上げてる。

多少変形するからか、この上に角棒かDK‐5を置くとなんかイマイチなのでMDFの薄い板を敷いている。

低音が欲しい時は角棒、音場が欲しい時はDK‐5を使うのだが、今回は角棒だ。

DK‐5はスピーカーを置いた時の前後方向の揺れに弱い気がする。

ただ、それが良いのか風通しが良いのか音場が広がるのだ。反面薄くもなる。

角棒は前後方向は揺れない。しかし抜けが少し悪い。

スピーカーとの間はブチルのテフロン巻きを挟んだ。これは故入江氏(オーディオ評論家)がやってた物を真似た。

長い間、余り意味は無いかと思ってたが、最近高域のSNが上がってる気がする。ほんのわずかだが。

スピーカーの天端と天井板の間は実測1.5m程になった。

 

スピーカーの後ろは20cmも離せば良いのだが、7.5畳の部屋に6畳のカーペットを敷いてるので、その足りない分に板を敷きスピーカーを置いている。

後ろの壁との距離は実測57cm。

これで後ろに人ひとりが十分通れる隙間が出来た。

 

間隔は移動する前は横の壁の影響を受けてる気がしたので少し狭くした。しかし濃いめの音場になったのでもう少し広げた方が良いと思う。

今回は横の壁との距離は実測37cm。

内振りはしていない。スピーカーの軸が左右で交わると干渉してしまう気がするので真正面を向けている。

これで位置は決まる。

定在波対策で、置き方を部屋の中心を軸として少し回しずらす、と言うのが有るが、以前やったが効果は感じられなかった。

姿勢が悪くなるというか、どうも落ち着かないのですぐに止めてしまった。

 

 

 

 

 

スピーカーの脇は左右で違う。

左は襖でオーガンジーを垂らしている。若干吸音。

右は入り口が有り、

上が障子と下がガラスの引き戸になる。この前にはカーテンを二枚垂らしているのでかなりの吸音。

後ろは何か対策しないといけないかもしれないが、壁そのもので「これでも良いかも?」なんて思ってる。

部屋の奥行き方向に音が伸びる感じがするので少し吸音した方が良いかな?なんて考えてもいる。

天井は板張りでクッションを二枚張っただけ。

スピーカーが低いせいか、今のところ反射の影響は感じない。

 

 

 

 

総じて超吸音の部屋だ。

これだと音が死ぬはず。

だからか躍動感は無い音になるのだが、クラシックには良いと思う。

反射の音もライブ感が有って良いのだが、なぜかいつも吸音の方向に行ってしまう。

余計な音を出したくないからかな?

 

今思うと特に奇をてらったことはしていない。

スピーカーの置き方に関しては以上となる。

 

コーナーの吸音とかもう少しやったらいいと思うことは有るが、それらは追々・・・。

 

20211104

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