バックアップのHDD(三星製)を3年前に破損させてしまってデータを紛失した。
その中にDS‐3000のネットワークの回路が有った。
幸いこのブログ記事に載せていたものが有って、そこからエクセルに再度起こした。
最初ミッドハイ(MH)から始めたが、だいぶ前に回路をメモしたものが出てきた。
これも参考に再度書き起こしたら、定数が違う。
入力から受けるコンデンサーの容量が5.6μFだったと思ってたが、メモによると10μFだ。
※回路図は私が起こしたもので正確かどうかは定かではありません。参考にすることはお勧めしません。
早速スピーカーを開いて見た。
現物のネットワークは10μFとなっており間違ってなかった。
折角なので、信号を入れてネットワークのF特を測定してみた。
スピーカーの測定は初めてだ。
負荷は6Ωダミー抵抗。
おお、・・・だからどうした?
もっとフラットかと思ったが結構山なんだ。
これだけでは解らないので、ツイーター(TW・緑線)もやってみた。
ありゃ?
TWが大きいな。
(この時点では基準があいまいで誤解が続きます)
もしかしてキツい音がするのはTWのレベルが高くてサチッてる?
アッテネーターを間違えたかな?
1Ωと33Ωを入れ替えてみた。
低域の信号ををブッ込んで低域ひずみが出てるかと思ってたのだが?良い感じかも。っと思ったが、よく見ると最大音量が10dB程差がある。
1kHzを基準にしたらMHはピーク、TWはカット後で比較の基準が合わない。
基準ってどこにするんだろう?
測定電圧がTWとMHで近いところの周波数を基準とし、そこからの偏差をグラフとした。
TWとMHを別々で測定したが、一緒に繋いで測定したら変わるかな?
TWとMHの入力を繋いで信号を入れ、実情に近い状態にしてみた。TWはMHの影響を受けるのか?も、TWとMHを繋いだり別にしたりして測定して見たが、余り影響なさそうだ。
念のため、コンデンサーの容量を測って見たが問題無い。2.6μF
スピーカーユニットを負荷としてネットワークをTW・MHで繋ぎ、各々F特を測って見た。
これだと良い感じかも。
TWは10kHz、MHは4.5kHzを基準としてそこからの偏差とした。
TWの10kはここから上が実用帯域と思われる周波数。
MHの4.5kHzはTWの10kレベルに近く、クロスオーバーの周波数とした。
右肩上がりだけど、まあ、良い感じになったかも。
20211022