analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

PC-10Sについて

2021-11-25 00:04:42 | ケーブル

これを買ったのは30年も前になるか。

今は無い石丸電機の本店4階(?)の薄暗いオーディオコーナーで切ってもらった記憶がある。

当時はこれが結構な高級品だった。

モニターPCというのはブランド名だったらしく、今はインアクースティックというメーカー名。

 

仕様は銀コート極細OFC。

2,604本。多分42本の束が62本。

今は銀コートが緑錆ふいて緑色。

 

こんな太いの、一般のターミナルに接続するのは大変。

まず入らない。

そしてケバだつ。

間引いたり細いケーブルをハンダ付けしたりしたがどれもイマイチしっくりこない。

今はロジウムのスペード端子を取付けている。

音は変わってしまったが、まあいいか、と。

 

 

今回久しぶりに使ってみたが、昔のようなシルキーな感じは無い。

中音が張り出してるだけ。

低音がどこかへ行ってしまったのでケーブルを片方逆相にしてみたが位相は合ってるようだ。

昔のイメージがどこかへ。

 

 

なぜこれにしてみたか。

オヤイデの古いケーブルを思い出していた。

リッツ線であちらはエナメルコート。だから一本一本絶縁になる。

リッツ線は線間容量があるのでもしかしたら高域が落ちるかも。

モニターPCは銀コートで導電。

表皮効果を狙ったものと思うが、聴いた感じは分からない。

OR‐800。買っておけばよかったなー、と後悔。

千なにがしと心線本数有ったと思ってたが、型番通り800本かもしれない。

 

 

多芯構造の線は像があいまい。

単芯は像がスキっとする。

どちらが良い?

どちらもダメではないので、両右方使う。

が、使うのは圧倒的に多芯が多い。

販売の数にもよるのだが。

 

20211027

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