トランスを移動しててカートリッジに目が行った。
スペーサーに隙間が空いてる?
あれ?スペーサーの厚みが足りなかったかな?
エスピーユーのオルタネーターは背中にマグネットが飛び出てる。
このためスペーサーを挟まないとシェルに真っ直ぐ取り付かない。
オルタネーターをつまんで動かしてみたがかっちりしてる。
よく見るとスペーサーが密着して無い部分で反ってるだけだった。
折角だからこのスペーサーにテフロンテープを貼ってみた。
そして組み付けるとき、ゆるゆるだったシェルリードのコネクターを少し潰した。
このコネクター部はベリリウム合金製のはず。
伸びないのかバネ性が無いのか、筒の先端を四つ割にしてある。
カートリッジの取付ネジはラジペンでナットをつまんで締めた。
今までこんなことやった記憶は無い。
これだけで目の覚めるような音になった。
と言っても他人には解らない程度だと思う。
この表現は他人をバカにしてるように聞こえるがそうではなく、自分でも随分カルトな域の話だと思う。
それに自分でやってるからそう思うのであって、音だけ聞かされたら自分でも解らないだろうし、時間が経ては気にならない程の違いになる。
と言う微小な変化だという事。
少しエネルギーがそがれた感じだが、これはテフロンテープのせいだと思う。
音がはっきりしたのはリードのコネクタをかしめたか、ネジをきつく締めたか。
それから今までキツいと思ってた音は、シェルリードのコネクターが振動が悪さしてたのではないか?
完全ではないが、だいぶ改善した。
SYNERGYはニードルトークが大きいような気がする。
結構おろそかにしてた部分が有った。
まあ、今までは気にならなかったことだが、システムの解像度が上がってきたこととして良いことと解釈しよう。
20211020