analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

現在の音40

2019-03-24 00:01:22 | システム

現在の音39から日にちが経っていないが、カートリッジをEMINENTにして聴いてみた。

 

音量を上げると、DL-109Dではヴァイオリンの音色がきつい音になってしまう。

EMINENTはちゃんと針圧、オーバーハングを合わせた。アームの水平は合わせてない。

これで私のシステムの最強ヴァージョンだ。

くるみ割り人形を掛けている。

ヴァイオリンの響きは少しきついかもしれないが、まあ、こんなもんだろう。

DL-109Dは全力で頑張ってる感じな鳴り方だ。

対してEMINENTは余裕な鳴り方。低音はおどろおどろしくなり、バイオリンは少しぬめっとする。フルートは少し太いかな?

一歩引いたような音場になったが、クラシックはこの方が良いと思う。私は間近で浴びるというような聴き方はしない。

何にせよ、久しぶりに鳴らしたEMINENT。もう少し鳴らした方が良いのかな?実力は充分だけど。

 

 

フォノイコ、パワーを調整して初めてEMINENTで鳴らした。特にEMINENTの鳴り方が良くなったわけではないが、全体の、スピーカーから出てくる音が変わった。

なんというか、おっとり、力を抜いた感じで聴こえてくる。

ちょっときつい感じが声の辺に乗る。ビビるまでは行かないが、少し歪む。

システムの能力を上げるとこういう粗が目立ってくる。困ったものだ。

ここで漸くスピーカースタンドにブチルを挟んだ。

歪む感じは変わらないが、音と音の間が埋まった感じになった。

ノイズではなく、音同士が寄った、とでも言うか。

音の消えてく感じが良く分かる。

肉感が増えたのはスピーカーのブチルが効いたのだと思う。

内振りにしてたスピーカーを正面に戻した。聞き比べた訳ではないが、内に振ると音場がごっちゃになるような気がして。

 

いやあ、素晴らしい。

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