現在の音39から日にちが経っていないが、カートリッジをEMINENTにして聴いてみた。
音量を上げると、DL-109Dではヴァイオリンの音色がきつい音になってしまう。
EMINENTはちゃんと針圧、オーバーハングを合わせた。アームの水平は合わせてない。
これで私のシステムの最強ヴァージョンだ。
くるみ割り人形を掛けている。
ヴァイオリンの響きは少しきついかもしれないが、まあ、こんなもんだろう。
DL-109Dは全力で頑張ってる感じな鳴り方だ。
対してEMINENTは余裕な鳴り方。低音はおどろおどろしくなり、バイオリンは少しぬめっとする。フルートは少し太いかな?
一歩引いたような音場になったが、クラシックはこの方が良いと思う。私は間近で浴びるというような聴き方はしない。
何にせよ、久しぶりに鳴らしたEMINENT。もう少し鳴らした方が良いのかな?実力は充分だけど。
フォノイコ、パワーを調整して初めてEMINENTで鳴らした。特にEMINENTの鳴り方が良くなったわけではないが、全体の、スピーカーから出てくる音が変わった。
なんというか、おっとり、力を抜いた感じで聴こえてくる。
ちょっときつい感じが声の辺に乗る。ビビるまでは行かないが、少し歪む。
システムの能力を上げるとこういう粗が目立ってくる。困ったものだ。
ここで漸くスピーカースタンドにブチルを挟んだ。
歪む感じは変わらないが、音と音の間が埋まった感じになった。
ノイズではなく、音同士が寄った、とでも言うか。
音の消えてく感じが良く分かる。
肉感が増えたのはスピーカーのブチルが効いたのだと思う。
内振りにしてたスピーカーを正面に戻した。聞き比べた訳ではないが、内に振ると音場がごっちゃになるような気がして。
いやあ、素晴らしい。
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