スピーカーに向かって右側にある本のキャビネットを動かす。
地震で動いたのか、床のカーペットが少し弛んでいる。
キャビ内の本を全部出して、下に敷いた板から置き直す。そのためには少し乗っかってるレコードのラックもどかさないとならない。えらい大ごとになった。
すべて置き直し、戻す。
キャビは真っ直ぐ置かないで少し横に向かせた。ぱっと見は分からない。向かって右に1~2°向けた。これで定在波が無くなればいいが。
ダメならスピーカーの下の集成材のブチル積層をどかし、高さを前に近づける、か。
散歩行って風呂入って夕飯取っていざ試聴。
良かった。広がった。
以前ほどは広がらないが、上と横のバランスが良い。
一安心。というか、今まで無い鳴り方だ。
以前憧れた、ユーロダインの木質な鳴り方。
あれは無理かもしれない。
ただ、大掴みでは細い、神経質な鳴り方だが、一個一個の音に実在感、肉付きが出てきた。
メインのヴォーカルだが、これがもう一つだ。
五極管にしては良く鳴ってると思う。
しかし、三極間の音を思い出すと、ちょっと籠っている。抜けない。
これが出れば三極管に並ぶと思うのだが。
そうは言っても五極管にしては三極管寄りになってきたのではと思う。
タンテもばらしてたので、馴染んでなかったのかもしれない。