FBにつられてMMを鳴らしてみた。
LCRフォノイコは左右別でプリを挟んで配置してるので、市販のステレオフォノケーブルは左右のピンプラグが開かず接続できない。
苦肉の策でザイカのA-81を繋いだ。昇圧ではなく減圧で。
音量は下がるのでVRをかなり上げたが、なんか歪っぽい。
低音もなんか少ない。
だめっぽい。
RCAケーブルが70㎝なので届かなくなるのでプリを真ん中に置いた。
そのため大理石のベースはステレオパワーに使った。
プリが右だとシステムの中心機器が真ん中にないのはおかしいと思った。
しかし今回仕方なくフォノを左に並べ、その右にプリを置いた。
フォノのRCAジャックが右寄りなので、ケーブルに無理はない。
右手でつまみを回すので、プリは右が良い。
なんだ、上手くいった。
フォノには大理石ベースを復活。
これで配置は決まりだ。
決まりだといいのだが。
トランスを外してMMをもう一度鳴らしてみた。
MMのエース機、デンオンのDL-109Dだ。
こいつは3012Rで鳴らしてた時は音がどうも歪んでしまい失敗か?と思ってた。
だが312に取り付けたら本領発揮だと思う。
いま、サントラを掛けているが、何の癖もなく良い感じだ。
良い感じ?
そういえばおかしいな。最初はMMが良く鳴ってたLCRフォノイコは、MCが鳴らなかった。
そのあとどういう訳か、MCが鳴りだした。逆にMMの元気がなくなった。確かOPTの二次側端子を6Ω端子で使うようになってからだと思っている。
今回フォノの二段目の調整を行った。内部抵抗が変わってマッチングが取れたのだと思っている。MM、MCともよく鳴りだした。
調整をやっているとき、なんとなくMMも上手くいくような気がしてた。
鳴らしてまだLP一枚も終わってないのでもう少しこなれてくると思う。
まだパリッとしていて解れてない。
良い感じだ。もう少し聴いてみよう。
LP2枚くらい掛けた。
なんか、かなりこなれてきた。
カチカチ、パリパリのような不自然さは無くなり刺激的な鳴り方は無くなった。
カートリッジの特徴は残ってるかもしれないが、かなり自然になった。
惜しいのは広がり、というか、深さ?
包まれるようなものが感じられない。
にしてもMMでは最強。黙って聞かされたら分からないわ。