analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

タンテ キャビのカバー

2019-03-11 00:00:19 | DP-80

今の大理石キャビを入手したのが2016年9月。

ヤフオクで入手した。

当初SME用の穴が開いてなく、自分で開けた。

元はロングアーム用(DA-302?)とショートアーム用(DA-303?)の穴が開いていた。この穴が、残り錆があって磨いてもキレイにならない。

 

 

見栄えと音質効果を狙ってカバーを被せることにした。

材質は前から考えてたベルベット。通販では良いのが有るが、手に取ってから購入したい。

ちなみにビロードはポルトガル語のVeludoが訛ったものらしい。

日本語は天鵞絨(てんがじゅう)。鵞はガチョウ、なるほど。

ジョイフル本田に行ったらベルベットが見つからない。店員に聞いら薄いのしかないと。

特価品でグレイ色のフェイクレザーが有った。前の私なら合成皮革なんて馬鹿にしてたが、色と質感が気に入った。のちに車に戻ったらイカ臭いのが判明。

実際本革を探したが、あまり良いものが無かった。

バックスキン:Buck Skin 牡鹿革の裏を起毛

スエード:牛革の裏を起毛

ヌバック:牛革・羊革の表を起毛

らしい。

 

 

話が反れた。

大きめの紙を一緒にして型紙にし、カットする。

大理石の寸法は大体63㎝×55㎝。

キャビの穴に合せ一回穴を開け、その後セッティングし微調整。

今までならやっつけでこんなことはしない。私もずいぶん変わったものだ。

おかげでずいぶん満足に出来た。寸法は、だが。

というのは色が・・・というか質感が・・・

こういうセンスが私には無いんだな。

金属部(タンテ、アーム)が光り、合皮シートから浮き上がって見える。

デンオンのキャビDK-200もレザー仕上げだったから上手くいくと思ったけどな~。

一緒にでげプラグも磨いた。和光テクニカルのメタルクリーナーだ。使い道がないな、と思ったので、折角だから使ってみた。結構きれいになる。

 

まあ、試聴だ。

予想は大分おとなしい、もしかしたら高音が無くなっちゃうかな?と思ったら逆だった。

最初は声とかトライアングルとか、バックの音に一個一個反射板を立てたように響いた。もろ、反射音。そして奥行きが、というか、音の後ろ側の空間感が出た。

何だこりゃ、と思ってたら今度は反射音は減って、実音が張って聴こえる。

ちょっと歪っぽいのでカートリッジリッジの針圧を上げた。

ちょっと失敗かなと思うのが、横の広がり。これが無くなった。

まあ、もしかしたら反射で位相ずれ?なんても考えられる。

困ったのが音量が下がった。

 

これらが全部大理石の反射だったかと思うと、なんて音を聴いてたんだ。

アンプ作って評価出来んだろ、と思ったが、今までもそう悪い音ではなかったと思う。

もう少し慣らしてみようと思う。

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