analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ハンダ H‐714

2019-03-21 00:02:32 | その他

注文したハンダを取ってきた。

近くのホームセンターでだが、対応は良いのだが、従業員が作業しきれてないようだ。勿体ない。頼んで一か月経って行ったのだが、商品は到着していた。

まあ、いい。

HOZAN H-714

線径0.6㎜、200g(95m)

リールが欠けてたり、色が灰色なので多分古いストック品だ。ハンダ自体は変わってないと思う。

 

 

 

ついでと言っちゃあ何だが、スピーカーケーブルの端末処理をした。

ハンダはWBTを使った。

これはNS‐10MMを鳴らす時、ケーブルが端子穴に入りづらかった。

スリーブにて7N銅のSP-1を接続。熱収縮チューブで絶縁。

気のせいか、NS-10MMが元気になったような。

 

 

後日、ちょっと離れたホームセンターに行ったところ、なんと、H-716が置いてあった。 

ハンダ品のコーナーにはなく、ホビー用の移動棚を動かしたら出てきたが、見つけた私も私だ。 

この店はgootの製品を置いてるので、HOZANが有るとは思わなかった。 

同じく新旧(リールが違う)のH42-3707(RA)も有った。こちらが安価い。 

迷ったが、ちゃんと調べてから購入しようと見送った。 

両方とも錫60%、鉛40%だが、H42-3707は鉛の表示が無い。 

RMAとRAは塩素の含有率が違い、RAの方が多い。 

RAは塩素以外にもいろいろ混ざっており、ハンダ付けが難しいものに使うらしい。 

一番の違いが「無洗浄」

 RMAは洗浄した方が良い、だがRAは洗浄が必要。これは大きい。 

解説によってはRMAは無洗浄というところもある。まあ、Rは無洗浄だがハンダ付けが難しのいかも。 

今日見送って正解だった。

組成についてちょっと勘違いしてた。 

H-714 : 錫Sn60%、鉛Pb40%、固相183℃/液相190℃ 

KR-19RMA:錫Sn60%、鉛Pb40%、固相183℃/液相190℃

SN100C(040) : 錫Sn(99.25%)-銅Cu0.7%-ニッケルNi0.05%+ゲルマニウムGe0.01%以下 

SR-4N:主成分錫(詳細不明)融点220℃。 

H-714とKR-19RMAは年を召した方が推奨してたが、いづれも鉛含有。当時は鉛フリーというのもあまり見なかったし、仕方が無い。

最近の鉛フリーは主成分錫になって融点が上がった。

もしかしたら鉛ハンダは溶けやすいので作業性を重視したのかと思う。 

多少溶けにくくても、強度が取れた方が良いと思うのだが。

 

 

そして有鉛と無鉛ハンダの音質の違い。

残念ながら、ネットではこの違いは出てこない。

私の記憶ではあまり違いが分からない。最初和光テクニカルのSR-4N-Cuを使い、その後日本アルミットのKR-19RMAを3巻くらい使ったが、KR-は流れが良いが音質が良いのはSR-だったような気がする。KR-はもう一度使おうとは思わないんだよな。対してメーカーの好対応を抜きにしてもSR-シリーズはまた使っても良いと思ってる。HOZANはどうかな。

やはりオーディオ用というのが私には良いのかもしれない。oyaideも使ってみるか?

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