今の大理石キャビを入手したのが2016年9月。
ヤフオクで入手した。
当初SME用の穴が開いてなく、自分で開けた。
元はロングアーム用(DA-302?)とショートアーム用(DA-303?)の穴が開いていた。この穴が、残り錆があって磨いてもキレイにならない。
見栄えと音質効果を狙ってカバーを被せることにした。
材質は前から考えてたベルベット。通販では良いのが有るが、手に取ってから購入したい。
ちなみにビロードはポルトガル語のVeludoが訛ったものらしい。
日本語は天鵞絨(てんがじゅう)。鵞はガチョウ、なるほど。
ジョイフル本田に行ったらベルベットが見つからない。店員に聞いたら薄いのしかないと。
特価品でグレイ色のフェイクレザーが有った。前の私なら合成皮革なんて馬鹿にしてたが、色と質感が気に入った。のちに車に戻ったらイカ臭いのが判明。
実際本革を探したが、あまり良いものが無かった。
バックスキン:Buck Skin 牡鹿革の裏を起毛
スエード:牛革の裏を起毛
ヌバック:牛革・羊革の表を起毛
らしい。
話が反れた。
大きめの紙を一緒にして型紙にし、カットする。
大理石の寸法は大体63㎝×55㎝。
キャビの穴に合せ一回穴を開け、その後セッティングし微調整。
今までならやっつけでこんなことはしない。私もずいぶん変わったものだ。
おかげでずいぶん満足に出来た。寸法は、だが。
というのは色が・・・というか質感が・・・
こういうセンスが私には無いんだな。
金属部(タンテ、アーム)が光り、合皮シートから浮き上がって見える。
デンオンのキャビDK-200もレザー仕上げだったから上手くいくと思ったけどな~。
一緒にでげプラグも磨いた。和光テクニカルのメタルクリーナーだ。使い道がないな、と思ったので、折角だから使ってみた。結構きれいになる。
まあ、試聴だ。
予想は大分おとなしい、もしかしたら高音が無くなっちゃうかな?と思ったら逆だった。
最初は声とかトライアングルとか、バックの音に一個一個反射板を立てたように響いた。もろ、反射音。そして奥行きが、というか、音の後ろ側の空間感が出た。
何だこりゃ、と思ってたら今度は反射音は減って、実音が張って聴こえる。
ちょっと歪っぽいのでカートリッジリッジの針圧を上げた。
ちょっと失敗かなと思うのが、横の広がり。これが無くなった。
まあ、もしかしたら反射で位相ずれ?なんても考えられる。
困ったのが音量が下がった。
これらが全部大理石の反射だったかと思うと、なんて音を聴いてたんだ。
アンプ作って評価出来んだろ、と思ったが、今までもそう悪い音ではなかったと思う。
もう少し慣らしてみようと思う。
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