国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

強行採決

2013-12-11 09:05:38 | Weblog
「ねじれ」の対義語が「強行採決」なのだろうか。自民と民主が衆と参のそれぞれの院を支配していたため法案が全く通過採決することができない、国政がねじれた状態を解消し、国を前に進めることが最重要課題だと主張した自民党が衆参院選挙で圧勝した。その途端に強行採決とは。特定秘密保護法案に過敏に反応するつもりはない。戦前の治安維持法のように圧政の道具として使用されることはあるまい。しかし、スキーム透明化が法案提出した政党の最低限の責任。付け焼刃的な説明ではみんなや維新のみならず、自民に投票した有権者でさえ納得できるはずはない。石破幹事長がブログに書き込んだ「デモはテロと同じ(要約)」は、天に唾吐く行為に他ならない。国会議員は、有権者の負託を受け国会を運営しているだけに過ぎず、改めて言うまでもなく主権は在民にある。幹事長は、国会周辺のデモを、反自民の組織的行動だと考えているようだが、各種世論調査でも秘密保護法案賛成は少数派で、慎重論が大勢を占める。自民党に投票した多くの有権者がNOと言っていることを認識するべきだ。
もう少し時間をかけ国会を運営していたなら、維新やみんなの一部も賛成に回り、世論やマスコミもここまで大々的なバッシングには走らなかったはずだ。公聴会翌日の衆院強行採決はその最たるもの。これが選挙で圧勝した自民の驕りの現れなのか。有権者はこんな手法を取らせるために投票したのではないことに自民党は早く気付かなければならない。