（学校で教えてくれない経済学）
週明け24日、ＮY市場でダウは39,411ドル、260ドル、0.67%高、Ｓ＆Ｐ500は5,447と16ポイント、0.31%安、ナスダックは17,496と192ポイント、1.09%安で取引を終えた。「エヌビディアが118.11ドルと6.68%安、3営業日続落.都合12%下げ、調整局面入りした。投資家のＡI買い疲れや一部の銘柄に買いが集中し過ぎることへの懸念が出てきている。」と24日、ブルームバーグ電子版が伝えた。恐怖指数VIXは13.33と0.98％上昇。米10年債券利回りは4.236%と0.64%低下。NY外為市場では1ドル＝159.60円、0.06%安、1ユーロ＝171.33円、0.35%高、1英ポンド＝202.46円、0.30%高。NY原油（WTI）はバレル81.67ドル、1.16%高、北海ブレント、同85.19ドル、1.02%高。NY金はオンス2，345.80ドル、0.63%安。ビットコインは5万9，090ドル、6.51%安でそれぞれ取引された。
24日、ブルームバーグ電子版は①米債券市場は米金利高止まりを示唆している。6月28日発表の5月米CPI（消費支出指数）を市場は注目している。②直近のフランス下院選挙の世論調査では極右「国民連合」：34.2%、「左派連合」:28.2%、マクロン「再生」（RE）：20.6%。「国民連合」のバルデラ党首は「準備は出来ている。」と語った。6月30日、第1回目の投票で絶対多数とならなければ７月7日、決選投票となる。現時点ではマクロン大統領が軍事・外交、下院は内政・経済政策。極右「国民連合」・「左派連合」連立政権が担う「コアピクシオン（共存）」が誕生する可能性が高い。不安定化は不可避と見て債券市場、株価は弱含みで推移している。③人民元が対ドルで1ドル＝7.2618元と7営業日続落。④日本百貨店協会は5月のデパートの売上高は4,692億円、前年同月比14.4%増加。5月の免税品売リ上げ高は718億円、前年比3.3倍、過去最高を記録した。」と伝えた。
25日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「アン王女が馬と接触し脳震盪を起こし入院した。このところ兄を助けることから公務が増えていた。カナダ訪問がキャンセルされた。②保守党議員8名がギャンブル疑惑で取り調べを受けた。スナク首相にさらに痛手となる。③癲癇の子供の脳に電極を埋める手術が行はれた。完全に止められないが80%回数が減る実績が確認された。3人の患者が手術を予定している。」と伝えた。ドイツZDFは「①ショルツ独首相は産業連盟の会合に出席した。2024年のGDPで米国は2.6%、中国は4.7%、ドイツは0.26%である。ロシアからのＬＮＧ輸入禁止、中国との貿易摩擦問題を抱える。独経済相は現在中国訪問中であらゆる努力をすると答えた。②ウクライナのミサイルがクリミヤの海水浴場に落下、民間人4人が死亡した。駐露米大使に米国製ミサイルによる攻撃だと非難した。」と伝えた。時に「沈黙は金。雄弁は銀」という諺がある。ヤフーのブログで調べた。「ただ黙っている方がいいという意味ではない。沈黙は時に雄弁に勝るとの意味。」と出ていた。子供時代から自分の意見をしっかり持ち、発言、文章化出来る訓練を家でも学校でも日常的に心がけて欲しい。刻々変化する世界情勢の中、黙して語らずでは日本は生き残れまい。優れた日本人の資質に誇りを持ち世界にどんどん発信して欲しい。（了）
