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米雇用統計発表後、NYダウ横ばい、ドル高円安一服、8日朝放送のロシアRTR

2014-11-08 10:10:35 | 経済学
[原油安はアメリカの陰謀」と(学校で教えてくれない経済学)


10月の米雇用数が前月比21.4万人増、失業率が6年ぶり低い5.8%へ低下したと7日、米労働省が発表した。これを受けてNY債券市場は、雇用者数、賃金の伸びが予想以下となり、債券が上昇、10年物米国債利回りは2.301%へここ3週間最大幅の下げとなった。NY外国為替市場は、雇用増加が予想を下回ったとしてドルを売り、1ドル=114.53~55円、1ユーロ=142.66~71円で取引された。NY株式市場では、米雇用統計が強弱混在とし、NYダウはほぼ横ばい、前日比19ドル高、17,573ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)は小幅高バレル78.65ドル、NY金はオンス1,169.70ドルへ戻したと7日付けブルームバーグニュース電子版は伝えた。NHK/BS「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、石丸伸二氏は「米個人消費を占う上で11月14日発表の米小売り高、米利上げ時期を探る上で来週予定されている米FRB高官発言を注目している。」などと話していた。

NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから1日がはじまる。シンガポールCNAは「APEC総会開催に合わせて3年近く行われていなかった中国と日本の間で首脳会談が開かれることが決まった。双方が異なる立場を有するとの認識で一致したなどを含む4項目の合意文書を作成した。ただ、最初の一歩に過ぎません。」と解説していた。香港ATVは「中国と日本の首脳がAPEC開催に合わせて会談することが決まった。これはAPEC総会に花を添えることになる。」と総括した。中国CCTVは「中国と日本との高官同士でここ数ケ月協議を続けていた。両国に立場の違いを認め、未来に向けて双方が適切に処理することで合意文書が作成された。」と論評抜きで報道していた。英BBC,フランスF2,ドイツZDFは少なくとも8日朝放送の段階だが、日本と中国首脳の会談が決まったことについて報道はなかった。

英BBCは「EUがイギリスに求めている17億ドル支払い問題が7日、半額を年末に残り半分は来年に延すことで合意した。先日机を激しくたたいて支払拒否したカメロン首相は『支払半減、支払時期を遅らせる、利子未払いでEUと合意した。問題は収まった。』と話した。これに対して野党労働党は『支払いの半分は還付金が当てられる。還付金はもともとイギリスに支払うことは決まっていた。まやかしだ。』と猛反発した。ただEUが今回のような取り決めを認めたこと自体奇怪だ。」とコメントしていた。カメロン首相は支払総額を分割、半分を年内、残り半分の支払いを選挙後にずらすことに成功した。」と解説していた。

ロシアRTRは8日朝の放送で「原油相場急落はアメリカの陰謀だ。」と伝えた後「キツシンジャーがロシアRTR記者との対談で『西欧はロシアに経済制裁した。私なら別の方法を取る。』と語った。氏はロシアのクリミヤ併合には反対している。」と紹介した。ドイツZDFは東西ドイツ統一記念日を盛大にお祝いしたと伝えた。フランスF2はベルリンの壁崩壊25年経過の今も未解決な問題を残していると伝えた。APECではプーチン、習会談も予定されているとロシアRTRが伝えた。経済の世界では、原油下げ、ルーブ連れ安の展開が続いている。政治の世界では、今回のAPEC総会でも、オバマ米大統領の顔が見えない。(了)

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