不思議な特技

関西中医ネットワークのセミナーに参加してきました。
目的は、関西医療大学の中吉隆之先生の虹彩診断入門のお話を聞くことでした。
中吉先生のお話を聞いて感じたことは、やっぱり教鞭を握っている人は教え方が上手いということでした。

順序よく、丁寧に、噛み砕いて、諭すように、優しく、・・・etc。
学ぶところがいっぱいありました。

奈良上眞先生や王財源先生の講義も、対象が学生であるため、ほんとに噛み砕いて話してくれました。
あれだと、鍼灸学校１年生でも理解できる内容だったと思います。
みんないろいろ気を使っているのですねー、今の時代は。

夜にはバーベキューがあり、研修所の横に設けられて会場で開催されたのですが、驚いたことには、私の知らない学生さんたちが、バーベキューを持ってきては、「どうぞ！」なんてするのです。

いやー、嬉しかったよオジサンは！＼(^O^)／
ん？誰か「オジイサン」って言った？ん？

ま、いいか。
そこで、出会った女性の方で、面白い特技を持った方がいまして、その人のイメージをかわいいイラストで描いてくれる。
私のイラストは、栗を大事そうに抱えたリス。
（昔、イリオモテヤマネコに似ていると言われたことがありました）(^o^)
しかも、そのイメージの中に、その人の弱点や長所を、色体表の五色で織り込んで特長を表す。

すごい特技です。
これは真似してできるものでもないし、勉強してできるものでもない。
その人の持って生まれた特性だと思う。

今、待ち時間でブログを書いています。
手元に画像の資料がないので、イラストや写真は明日にでも掲載します。

野生のイノシシを里山から追い出したのは誰だ。投機相場は続くだろう（学校で教えてくれな）い経済学

神戸の街中を国道２号線が東西に走っている。この国道は大阪駅前の梅田を起点とし、関門トンネルを経て九州の門司まで通じている。イノシシが国道2号線の街路樹の足元を毎日のように掘り返して荒らしている。野生のイノシシを里山から追い出したのは誰だ。

イノシシが神戸の街中を親子連れで徘徊する話は以前から聞いていた。先日、知人のブログにアライグマの被害が急増しているという話が出ていた。イノシシは野生であるからまだ許せる。ところがアライグマはペットである。飼い主が捨てたあと野生化した。

アライグマは夜行性、雑食性で手当り次第なんでも食べる。トウモロコシ、スイカ、メロン、トマト、キウリ、ニンジンと続き、ニワトリの卵や野鳥のヒナ、池の鯉まで食べるので対策に頭を痛めていると知人のブログにあった。

経済の世界では最近、投機的資金が相場を乱高下させているとして、ヘッジファンドをやり玉に上げ、相場を安定化させようとする動きがある。原油相場が年初のバレル32ドルの安値からここへきて75ドルまで急騰し、規制を強化する動きが米議会でも出て来た。

今朝のCNNテレビを見ていると投機資金を規制すればマーケットの機能を殺してしまう。好ましくないと一部のディラ―が反論していた。デリバティブ取引も悪の元凶であるという見方は日本でも多い。デリバティブ取引はむしろ相場安定のための道具として生まれた。

ヘッジファンドもそもそも相場の世界の申し子である。自分に都合が悪くなると捕まえようとする。ペットは子供のときはかわいい。大きくなって手に負えなくなったら放す。被害が出ると殺処理してしまおうでは余りにも身勝手であろう。

抗生物資になんのうらみもない。しかし、抗生物質は、からだに良い菌も悪い菌も同時に殺してしまう。アライグマ被害もそもそも自分のペットを捨てた結果である。投機資金を生んだのはゼロ金利政策とG7が自ら仕組んだ金融の量的緩和政策の身から出た錆だろう。

昨日、ゼロ金利政策と長期国債を青天井で買い取りを決めた米FRBバ―ナンキ議長をオバマ米大統領は、ベタ褒めして、来年1月期限切れになるが早々に再任にお墨付きを与えた。8月25日のNYダウは、バ―ナンキ再任、米住宅価格指標の予想外の上昇、消費者信頼感指数の好転を材料に、5連騰、前日比30ドル高、9,539ドルで取引を終了した。

NYダウは一時110ドル以上上げていた。足を引っ張ったのは原油（WTI）が一端つけた75ドルから72ドル台への急落が影響した。大統領にお墨付きをもらったバ―ナンキは資金供給を青天井で継続するだろう。アライグマには罪はない。投機相場は続くだろう。（了）