晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『21グラム』 75点

2006-11-29 18:38:42 | (米国) 2000~09 

21グラム

2003年/アメリカ

ベニチオ・ベルトロが圧巻の演技

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shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 75

ストーリー ★★★☆☆70点

キャスト ★★★★☆80点

演出 ★★★★☆75点

ビジュアル ★★★★☆75点

音楽 ★★★★☆75点

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督・製作の意欲作。心臓移植に係わった3人(ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デルトロ)の運命的な出会いを描いている。その3人が、アカデミー賞は逃したが、それぞれ好演している。特にベニチオ・デルトロの存在感は圧巻でこの映画には欠かせない。「トラフィック」以来久し振りのはまり役だ。
時間を交錯させた編集で冒頭登場人物と物語の進展が興味深いが、ちょっと懲りすぎの感があった。心臓移植を受けたショーン・ペンの人生観を中心に描いたため、多少強引な結末に見えてしまったのが残念。奇を衒わずに、ベニチオ・デルトロを主演にしたほうが、見応えあるハートフルな映画になったのでは?



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