ア・フュー・グッドメン
1992年/アメリカ
配役の妙を魅せた法廷劇
shinakamさん
男性
総合 80点
ストーリー 80点
キャスト 85点
演出 80点
ビジュアル 80点
音楽 75点
ブロードウェイの舞台劇をベースにしただけあって軍隊の話だが、その殆どが法廷シーン。配役が適材適所で隙がない。トム・クルーズが若きエリート中尉、正義感に燃える女性少佐にデビ・ムーア、最前線で国を守る叩き上げの大佐にジャック・ニコルソン。3人を中心にケヴィン・ベーコン、キーファー・サザーランドなど正に本物感溢れるキャスティングの勝利だ。
終盤で対決するトム・クルーズとジャック・ニコルソンが最大の見物。演技の迫力ではJ・ニコルソンに軍配か?判決が出てからのラスト・シーンが、この映画のコンセプトだった。