晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『Shall we ダンス?('96)』 80点

2006-03-08 17:31:49 | 日本映画 1980~99(昭和55~平成11) 

Shall we ダンス?('96)

1996年/日本

テーマ設定の勝利

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shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆80点

キャスト ★★★★☆85点

演出 ★★★★☆85点

ビジュアル ★★★★☆80点

音楽 ★★★★☆80点

若い女性から忘れられていた大学の相撲部に続き、中高年に静かなブームの社交ダンスに目をつけた周防監督に脱帽。生活の張りを無くし、これからの生きがい探しに迷う中年サラリーマンならこの映画にのめりこむに違いない。役所公司と渡辺えり子のダンスは可笑しくも哀しい。草刈民代の立ち姿も素敵だ。
リチャード・ギア、ジェニファー・ロペスの米版と比較してみるのも面白い。


『私は死にたくない』 80点

2006-03-08 09:34:15 | 外国映画 1946~59

私は死にたくない

1958年/アメリカ

もし主人公が自分だったら

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shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆85点

キャスト ★★★★☆80点

演出 ★★★★☆85点

ビジュアル ★★★★☆75点

音楽 ★★★★☆90点

バーバラ・グレアム本人の手記をベースに、当時の報道を参考にしたロバート・ワイズ監督作品。事実とは思えない程の悲劇的なストーリーで、スーザン・ヘイワードが毅然とした女を見事に演じている。女性なら自分に置き換えて観るのも一興か?
ジェリー・マリガンなどジャズファンには応えられない音楽が流れるのも楽しみのひとつ。