遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

バリ旅日記2日目(Part4)

2013年05月11日 12時04分30秒 | バリ島

  
  さあいよいよ、バリ2日目OPツアーの締めくくり
  ハイライトの“夕陽のケチャックダンス”が始まります!
  上の写真の右、岬の突端に小さく見えるのがウルワトウ寺院です。
  
  世界中の国からの観光客で客席(スタジアム風な造り)は満席。
  それでも、ダンス開始ギリギリまで観客が押し寄せ、ギューギュー。
  ダンスする場所がドンドン狭くなっていく・・・
  インド洋に徐々に日が沈み、会場の雰囲気も盛り上がっていきます。
      
  
   
  いよいよ男性ダンサーが登場し 
   ダンスの前のお清め?
 
    
  男性全員が声を揃え「チャチャチャ・・・・・・」と、ずっーっと繰り返します
    
  そして、ヒンドウー神話のストーリーに添いダンサーが演じ、物語は展開していきます。
      
  この日の演目は、
  ヒンドウー神話の最初の国=アヨディア王国のラマ王子とその妃のシータ妃、
  王子の弟ラクサマナが陰謀により王国から追放され、森を彷徨うところから
  始まり、悪の魔王ラワナや、魔王の化身「黄金の鹿」、白猿「ハノマン」
  などが次々登場、陰謀や闘いを経て大団円を迎える、というもの。
   
         
   
        
  
         
          
  白猿役はコメディアンっぽく愉快な動きで観客を笑わせたり
      
  観客に悪戯したり
      
  
             
    観客席のあちこち動き回って活躍します
         
  が、あれ~っ、捕まってしまった・・・
      
   火の中に投げ込まれ・・・
       
  すっかり陽が暮れ、真っ暗闇の中に赤々と火が燃え、
  会場は妖しい雰囲気に包まれていきます。
  
   白猿 危機一髪!なんとか無事に逃げ出せました、とさ。ジャンジャン。
   今夜のオールスターキャスト、最後に観客にご挨拶
      
           
  

   約1時間の演目、ズッと座ってるので軟弱な母はお尻が痛くなりました。
   ケチャックは、ガムランの音を男性の声だけで表現しているらしく、
   チャチャチャ・・・の繰り返しにも、色んなバージョンや
   先導する男性の声やかけ合わせる声もあって、なかなか面白い。
   実は、さほど期待はしていなかった母ですが、楽しみました。

   混雑する会場から駐車場までぞろぞろ歩き、車に乗って
   私達はイタリアンレストランへ。
   もう一つのコースはジンバランの海岸での
   イカン・バカール(魚介のバーベキュー)という選択肢も
   ありましたけどね。
  
   食事の後は、サヌールに向かいしばしドライブ。
   ホテルに着いたのは9時半頃だったかなあ。
   本当に長い一日でした。
   ガイドさん、ドライバーさん、ありがとう♪
   そして、自分と娘に「お疲れさまでした!』

      わがまま母

   
      
   

   
  
   
  
  
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バリ旅行こぼれ話 HALAL

2013年05月11日 07時51分08秒 | 食べ物/飲み物
おはようございます。子です。

母が毎日旅の記録をアップしてくれていますが、私もまだまだバリの思い出に浸りながら働いています。
バリの写真を見たり買って来たものを見たりすると「バリにまた行きたいなぁ」という気持ちがふつふつと沸いてきてしまって、
すでに再訪の機会を伺っています。

メインの記録は母がしてくれているので、私はこぼれ話を。


これは、バリで買ってきたモンゴチョコレートの包装紙です。

良く見ると、ゴミを捨てている人の絵の右側に、「حلال HALAL」と印刷されています。

近寄ってみましたが私のスマホではこれが限界でした・・・見えますでしょうか?

これはハラル(ハラール)と言って、イスラム教の人のための表示。
ハラルは、イスラム法に照らし合わせて「食べられるもの」ですよということ。
イスラムでは豚肉食が禁じられていることはもちろん、食品加工工程などにも決まりがあるので、
それらの決まりに則っているよという表示です。
逆に、禁じられたものは「حرام HALAM」ハラム(ハラーム)といいます。

日本ではまだこういった表示をしているお店や食品は少ないと思いますが、
中国市場における日本の立ち位置にやや難が生じてきたため、
新たな市場としてイスラム圏へのアプローチでじわじわ注目されているとずいぶん前にテレビ番組で取り上げられたりしていました。
イスラム教でもコミュニティや家庭によってその厳格さに差異があるため食べてもいいと見なすものに違いがあるとのことですが、
日本でイスラム教の観光客の方が安心してご飯を食べられるお店はまだ少ないそうです。

ちなみに、バリではバリ・ヒンドゥーという信仰をもつ人が大半を占めています。
街のいたるところに女性が供えていたお供え物のお花などもその信仰に基づくものです。


バリ・ヒンドゥーとはバリ土着の信仰にインド仏教やヒンドゥー教の要素が合わさったものだそうです。
ヒンドゥーなので、バリでは牛を食べません(観光客のための牛料理はありますし、生きた牛を輸出することはあります)。
鶏や豚やお魚は食べます。

お土産のチョコレートはインドネシア産(バリ島はインドネシアの一部)なので、ハラルの表記があります。
バリではバリ・ヒンドゥーが大半ですが、インドネシア全体で見るとイスラム教信仰が圧倒的です(ネットで調べたらデータに差がありますが大体76~90%がイスラムという感じでした)。
インドネシアは信教の自由を憲法で定めているので、バリのようにイスラムではない宗教が根付いている地域が存在しています。

ということで、お土産の「HALAL」表記に、日本とは違う、インドネシアの多民族国家の文化を感じたのでありました。
機会があれば、輸入食品の表記などにHALALがあるかどうか、探してみるのも楽しいかもしれません。
日頃から気にしておくと、イスラム圏のお友達が出来た時に役に立つかも?
(子)
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