旅2日目午後
午前中、ブレッド湖観光をした後、リュブリアナ市内に戻りランチ。
昼食後、現地ガイドさんと一緒にブラブラと旧市内の名所を1時間ほど散策。
夏休み中だからか日曜日だからか、、、街は人がいっぱい。
クロアチアの中心に位置する首都で歴史も古い街ですが、
人口は4〜50万人と日本の地方都市程度の大きさらしいのに、、、
ほとんどが観光客なのかな〜?
ここで先にお断りを・・・
うちのカメラマンさんは旅の予習なしの上(乗り気でなかったため)、
先頭を歩くガイドさんの傍にいる時間は少なく、
割とマイペースでグループの後方から街を眺めつつ、写真を撮りながら
歩いて来るので、先頭集団とは時間差もできてしまいます。なので、
いわゆる名所といわれる有名なスポットは撮れてないかも知れません。
その辺を、ご理解の上、写真をご覧頂ければ嬉しいです。
おニューのカメラで、娘も沢山写真は撮ってきましたので。
ランチのあと広場に向かい歩く。
ゴミ箱が整然並び、道にゴミはなく街がとてもキレイ ↓

リュブリアナのビジネス街?(旧市街の川を挟み反対側)は、日曜のため
会社も役所もお店も皆お休み・・・閑散としていました。

石作りの建物とみごとな青空 ↓

スロベニア銀行もお休みですね〜 ↓
オーストリア・ハプスブルグ領だった歴史が建物にも現れてます
バロック様式、ロココ、アールヌーボー、、、様々な様式の建築が見られます

クラシックで可愛らしい建物・・・郵便局かな・・・

高級店前にストリートミュージシャン ↓ なかなか上手い
ほどなく、街の中心にあるプレシェーレン広場に到着! 混んでました!

↑ スロベニアの有名な詩人「プレシェーレン像」
彼の詩はスロベニア国歌の一部になってるそうですが、
日本では翻訳本ないそうです。
恋人の方角を見て立っていて、彼女の像も彼を見つめている、とか。
ロマンティック♪
この時期、広場では、暑さ対策に、
頭上の電線のようなものから霧状に水が撒かれていました。
線の下、石の路面が濡れているのが分かりますか? ↓
広場に面して建つ、ピンクが可愛いバロック様式の「フランシスコ教会」↓
(残念ながら入場はしませんでした)
立体的な市内案内図 ↓ この通り、とてもコンパクトな町でした

カラフル多国籍な風船、キティちゃんも、、、

そして、
リュブリアナの観光名所NO1は、なんてったって「三本橋」↓

でも、三本全部一緒に写すのは難しいんですよね〜
高い所からか、誰もいない時とかに狙わないと無理かなあ。
※ 三本橋
1280年に木製の橋が架けられ、1657年の火災で消失。
今の中央の橋は、1842年ジョバンニ・ピッコ(イタリア人)の設計、
その後、1929年スロベニア人プレチュニックにより設計、作製。
三本橋を渡って振り返りプレシェーレン広場側を見る ↓

三本橋の両側に続く川沿い(リュブリニツア川)は、とても雰囲気がよくて、
川の両側は憩いの場所となり、カフェやレストランが並んでいて、
特に、オープン・カフェが賑わってました。
先の方に見えるのが「靴職人の橋」↓ (三本橋を渡り右手方向に進むと)
橋を渡り左手に川沿いには、数百年前に造られたというアーケードが ↓

小さなカフェやバー、雑貨、食料品店、、など色んなお店が営業中
狭い路地を進み、旧市街へ

路地の間から見上げると、リュブリアナ城が見えます
観光客の人通りがたえない旧市街は歴史ある建物(4階建てで統一?)が並び
この統一感は、まさに欧州ですね ↓

旧市街にある市庁舎 ↓ 時計塔の時計の表示がユニークでした

ここも中には入らず、残念。。。
オベリスク&噴水

カフェが連なり、夜も賑わう、らしいです(この時は夕方でした)
外壁が黄色の「聖ニコラス大聖堂」 ↑が見えます
※ 聖ニコラス大聖堂
黄色の外壁と二つの塔の青いドームが特徴で、室内はバロック調。
1990年台に、ローマ法王がリュブリャナを訪れ、大聖堂でミサを
行ったのを記念し、青銅の彫刻扉が造られたそうです。
ガイドさんと一緒の時には、有名な扉の説明を聞き、
中を覗いたらミサの最中、なのですぐ失礼し、
後で、自由行動の時に二人でじっくり聖堂内を鑑賞させてもらいました。
アーケードの外れの広場ではこじんまりした青空市場が、、、

ただ夕方だったので、ほぼ店じまいしていて、、、ポツポツ残っていた店に、喜ぶ娘。

ぶどう、ラズベリー、桃などの美味しそうな果物が並んでます
またこの付近に、空のペットボトルと牛乳の自販機を発見、これには吃驚!
隣にはチーズの自販機も・・・面白い〜
よほど治安がいいんですね〜。
(写真が届いてなくて、残念です)→ 「6」でご紹介しています
そして、リュブリアナの街で特筆すべきは、
歩いていると不思議な彫刻作品がゾロゾロあり、

母から見たら、ユニーク?不気味?のものが多かったこと。
理解に苦しむ形体のものながら妙にリアルだったりして、
日本の彫刻やイタリアなどのものとの違いが面白い♪
「肉屋の橋」(この橋もプレチェックの設計、彼の死後完成)
南京錠が名物らしく、橋の欄干両側にいっぱい
でも、カップル用とのことなので母には関係ないか〜、と軽くスルー(笑)

橋の両サイド、ガラス張りで川面が丸見え、チョッと怖〜い。。。
この橋にも不思議でなんだか怖い彫刻が・・・

(帰国後、調べたら、ヤコブ・ブルダル作 とのことでした)
この後、プレシェーレン広場近くまで歩き、グループは解散。
各人、自由行動となったので、夜まで娘と再び街をブラブラ散策。
まずは、母は、三本橋の下にある公共のトイレに行き、
それからジェラート屋さんで休憩することにしました。
お薦めのジェラート&カフェ「cacao」にて

(娘のチョイス↑ 白一色にみえるけど、モヒートとヨーグルトで、
母は、お店の名前からカカオとバニラの2種類を選び、
カカオの味がGood♪でした)
何しろ、凄く暑く、ほぼ満席、超混んでいましたが、
川沿いの木陰にようやく一つだけ席をみつけ、座れました。
母はコーンにしてしまったため、暑さでアイスがダラダラと流れ
手と服が汚れベタベタ、、、失敗。。。
落ち着いてからは、この席で、絵ハガキを書きながら、
コーヒーを注文し、ようやく人心地つきました。
このカフェ、とても人気らしく、
両側隣の席に、右手はドイツ人夫婦、左はイタリア人夫婦と国際的!
って、日本人の私達の方が珍しいか、、、
お店では、もちろん英語が通じます。
(後で聞いたところ、cacaoの店内席はさほど混んでなかったらしい)
この後、娘が「フニクラ(ロープウエイ)に乗り、城まで行きたい!」と希望。
でも母は、厳しい陽射しにすっかり疲れてしまい、ダウン寸前。
これから一週間、母がツアーを乗り切るために、娘には諦めてもらいました。
休憩後、少し元気を回復したので、街歩き再開です。
路地には可愛い落書きが ↓

この路地、夜は怖そう〜 ↓

スロベニア語は全く分からない・・・
川を挟んで、大聖堂とリュブリアナ城を望む ↓

大聖堂の鐘が大音量でしょっちゅう鳴り響き、ビックリ!
あれって15分間隔?
面白い彫刻に喜ぶ娘(笑)また撮ってる・・・

リュブリアナの案内写真でよく見かける「竜の橋」を渡り、
再び「聖ニコラス大聖堂」に戻ってきました

ピエタでしょうか ↓ なんかぎこちない、、、

この時間は人も減っていて、じっくり門と内部を見られました

こちらの扉のレリーフは怖いくらいの迫力!

聖堂内 ↓

内部は、絢爛豪華!

天井のフレスコ画 、バロック!

正面
この扉には物語が・・・
旧市街で、休日でも開いてる土産店を覗いたり、塩チョコレートを買ったり、
風情のある川の両サイドを、クルーズボートを見下ろしながらそぞろ歩き、
ディナーのために、お腹をすかせようと努力したのですが、
さっぱりお腹が空かず、予定していたレストランの前を通ったけど夕食は諦め、
タクシーでホテルへ帰りました。
つづく