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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

2076冊目:宮原浩二郎『ことばの臨床社会学』(ナカニシヤ出版)

2015-03-07 23:42:51 | 本と雑誌

2076冊目はこの本。

宮原浩二郎『ことばの臨床社会学』(ナカニシヤ出版、1998年)

この本も書棚の整理の途中で見つけて読み始めた本。もっと早く読んでおけばよかったかも。研究を語る「ことば」に対して自分が日々感じてきた疑問、問題意識にかなり近いことを扱っていたので。

勉強や読書、人づての話などを通して知識として得た「アタマ語」と、生活経験のなかから話し言葉などを通じて獲得される「カラダ語」。著者は「終章」で、この両者の往復関係をどのようにつくるのか・・・という課題を提起されているが、そういう問題意識はとてもよくわかる。

ことばの臨床社会学


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