昨日は午後から妻娘といっしょに、大阪城の音楽堂へ行ってきました。
3時過ぎに音楽堂前についた段階でもう700人近く並んでいて、私ら一家のもらった整理券は730番台。
結局、3000人近く集まったようですね。座席だけでなく芝生席もいっぱいでしたから。
すでにネット上、あるいは新聞やテレビなどでご存知の方もいると思いますが、GO!GO!市音!大阪市音をほめる会が昨日、ありました。詳しくは、こちらのページを見てください。
この間、ツイッターでよくやりとりする皆さんなど、顔見知りの方に、この会場で何人も出会いました。お目にかかることができて、ほんとうによかったと思います。
さて、大阪市音楽団の歴史は、下記の大阪市ホームページでの音楽団の説明にもあるとおり、近代都市・大阪の歴史と重なっているかと思います。
また、この音楽団の取り組みは、一見目立たないかもしれないけど、大阪を中心とした関西圏の文化的な水準向上に、いろんな意味でつくしてきたかと思います
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000152422.html#shokai
だから、音楽団関連の予算を含むさまざまな文化関連事業の予算を「切る」という方針を打ち出した段階で、今の大阪市政を預かる人々は、大阪の文化的なものを「破壊」してもかまわない、大阪に文化はいらない、そう言ったのだと思っていいとあらためて思いました。
ある意味、この音楽団関連の予算をなくすということは、大都市・大阪の「解体」をめざす「都構想」の象徴のようだと思いました。
しかし、文化的なものが何もないような街に、人が集まるんでしょうか。
長い歴史をもちながらも、文化的なものの香りのしないような都市など、今の大阪市政を預かる人々が言う「グローバル化」の流れや「都市間競争」なるもののなかで、ますます生き残れないのではないでしょうか。
なにか、今の大阪市政を預かる人々は、大きな錯覚をしているのではないか・・・・と、ますます、思ってしまいました。