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できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

もうすぐアクセスが2万回に到達します。

2010-05-02 23:34:45 | 学問

2006年の秋(9月)に、もうひとつの日記帳ブログに書いていた大阪市内の青少年会館条例廃止問題に関する記事を、あらためてこちらに移転させる形で、このブログははじまりました。

いま、ちょうどその頃から3年8ヶ月目くらいになるわけですが、いよいよ、あともう少しで2万回アクセスを達成することになります。今日、このブログを書いている時点で、19760回くらいです。この調子でいくと、あともう少し(たぶん来月あたり)には2万回に到達すると思います。

さて、大阪市内の青少年会館条例が廃止されて、満3年がたちました。また、この春から、人権文化センターともと青少年会館等を統合して、あらためて大阪市内各地区に「市民交流センター」が設置されました。いよいよ、大阪市内の人権施策・施策や青少年施策も、新しい段階に入りました。

ただ問題は、「それではたして、今までよりもよくなったのか? あるいは、今までよりもよくなる見通しがあるのか?」ということ。ひとまず、「もと青少年会館」を使った子ども会活動等の現状把握を目指した私たちのプロジェクトは、この夏ごろに3年間の取り組みの報告書をまとめて終了することになります。

ですが、人権文化センター・もと青少年会館等が統合されて「市民交流センター」になったあとも、本来であれば、誰かが大阪市内の各地区にはり付き、そこでの子ども・若者・保護者・高齢者その他地元住民のみなさんの「学び」と「暮らし」にかかわる諸課題を把握し、それを実践的・理論的・政策的な諸課題に整理して、情報発信をし続ける必要があると思います。

ちょうど私や、私たちが取り組んできた研究プロジェクトは、「子ども・若者」の諸課題や、識字教室を含めた「学び」に関する諸課題に視点や方法を限定して活動を続けてきました。でも、私たちもまた、ほんとうは検討すべきことを子ども・若者だけに限定せず、「高齢者」や「障害者」はてまた「在日外国人」等の多様な人々のニーズに即して、今後「市民交流センター」のあり方を考えていく必要があると思ってます。

それを誰か、やってくれないかな・・・・。もちろん私も、自分たちのプロジェクトが終わったからといって、各地で粘り強く活動している人々を放置することはできません。ただ、「できることなら、いろんな人たちが大阪市内の各地区にこだわって、何かできる範囲から、できることを、できる形でやってくれないかな?」と思うのみです。

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