御園棚にも慣れました

秋空に爽やかな風も心地良く感じられる一日でした。

今週もお稽古が始まりました。もちろん学祭の為の稽古ですので、本番と同じように行います。



大勢のお客様を想定して、お菓子は二人一組になってお客様の前に進みます。
ただそれだけでも、コチコチに固まってしまう1年生。それを上級生が上手く教えながらやっております。



お稽古の合間にお茶を頂きました。
今日のお菓子は、練りきりの千代菊だそうで、秋真っ只中です。

御園棚のお点前も、皆さんスムースで、よどみなくやっておりました。もうすっかり慣れたようです。

お点前をする人も、半東をする人も、そして、お道具の説明をする席主役の人も、挨拶（御辞儀）が綺麗に出来るようになったのには派感心しております。そして、椅子に腰掛ける動作など実に綺麗です。

学園祭のお茶席に見える方は、お点前はもとより、始まりから終わるまでの所作を是非見て欲しいと思っております。



合間に1年生と話をしましたが、最初の言葉が「先輩達すごく綺麗です」この言葉に尽きると思います。

先輩達の綺麗なお点前を見ながら、後輩たちは育って行くのですから、しっかり受け継いでいって欲しいと思っております。