リラハープ工房

古代ギリシャ以来の弦鳴楽器を現代楽器に進化させたリラハープを製作している工房でのできごとをご紹介しています。

チューニングを楽しむ

2015-08-07 19:41:28 | リラハープ

リラを始めた人が最初にマスターして頂きたいのは、音合わせ(チューニング)です。

チューニングは弾くための準備で、音程の的確さを〇か×かという判断ではなく、限りなく理想に近づけるものと思った方が良さそうです。

チューナー機器の針が中心近くになるようにチューニングキーを回し、耳で聞き違和感がなければ、OKとしましょう。

★ もし、音程について研究したい方は、下記を参考にしてください。

厳密に言えば、弦で奏でる音は、打弦時と減衰時で音程が変わります。

さらに長く弾いていれば音程は変化します。

また、ピアノは平均律で音程を作っていて、響きが一番調和すると言われる純正律の響きを捨てています。

詳しくは、講談社の小方厚著「音律と音階の科学」で学べます。 

 

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