リラハープ工房

古代ギリシャ以来の弦鳴楽器を現代楽器に進化させたリラハープを製作している工房でのできごとをご紹介しています。

チューニングの悩ましさ

2013-04-16 16:46:12 | 調整

チューナーを使ってリラの調律をするさい、時々、一つの弦なのに別の音がディスプレーに表示されることがあります。

その時は倍音と言う音に反応していると思って、基本の音の表示を見るようにしてください。

詳しくは以下のとおりです。

☆弦の振動には基本となる振動の他に整数倍の振動を持った振動波が含まれます。

一番低い音(少ない振動数の音)が基本の音となります。

それ以外の振動が整数倍となる音を倍音と言います。

これにチューナーが反応することからチューナーが別の音を表示していまいます。

これに惑わされることなく、基本の音に合わせてください。 

コメント
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