6月24日の「ツールド美ヶ原」と全く同じコースをたどった。大会では1時間45分と昨年タイムより4分以上もかかってしまい、がっかりで有ったが、問題点がなんなのか探りたく、家族旅行を兼ね再挑戦をすることにした。自転車も本大会とほぼ同じ仕様で行ったが、スプロケだけは27T(9速アルテグラ)に付け替えた。他サドルバック等の関係から、当日より若干の重量増となっている。スタートも本大会と同じ球場の駐車場前とした。ただし今日は交通規制はされておらず、また温泉街の狭い道では路上駐車などもあり、例の激坂が始まる数百メートルの間は当日よりゆっくり走り出した。天気は曇り時々晴れ。ゴールの山頂駐車場につくまで晴れたり曇ったりのはっきりしない天候だったが。雨が降ることはなかった。
さて例の激坂である。迷わずフロント34T、リヤ27Tに入れる。相変わらずいやな坂である。汗が一気に噴き出る。速度は6キロから5キロぐらいまでしか出ない。しかし今日は心拍が安定していた。本大会では185まで上がった心拍も、今日は170代で押さえられた。美鈴湖手前の激坂山頂到着22分。本大会より1分縮まる。
美鈴湖を通過した後、再び坂へ。しかし不思議と今日は脚に力が入り、リヤは18tのままでも踏んで行けたのである。大会当日は25tに入れてもヘロヘロだった。あの不調が嘘のように今日は力が入る。また当日はダンシングはほとんどしなかったが、今日はきついところで身体を振ることが出来た。時速も10キロ/hを維持できる。前半の激坂を27tでまわしたおかげか脚が残っているのだろう。中盤すこし坂がきつくなる。それでもダンシングで頑張った。
時折追い越す車から物珍しそうに、みなこちらを注目していく。「こんな坂、なにも自転車で走らなくてもいいのに。物好きだな」という視線で・・・。現に自分にこんな事を始める前は、山登りをするサイクリストをそのような目で見ていた。半分軽蔑的な目で・・・。
ゴールの山頂駐車場着約42分。今年の大会は45分、昨年は41分だったので昨年タイムの更新はならなかったが、まずまず納得の行く状態であった。
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違いはどこにあるのだろう?
ギア比、朝食のメニュー、天候、体調、着ていたジャージなど色々と考えられるが、決定的に何が違ったのか発見は出来なかった。お盆休み中にかかわらず交通量は少なく走りやすかった。自転車で練習している人も2,3人見受けられたが、印象に残ったのはホームセンターなどで売られているクロスバイクもどき車で、普通の格好、麦わら帽子をかぶって、休み休みだが登っていた人がいた。とても大変そうだった。
走行距離 21.9キロ
走行時間 約42分前半
平均心拍数 154
最大心拍数 210
消費カロリー 1200キロカロリー
山頂に着いてから、売店でいつものアイスクリームを食べた。売店のおばさんはこの格好から、自転車で登ってきたことにすぐ気づいたようで。「疲れたでしょう?」と訪ねられた。「ツールド美ヶ原の時も来ました。このアイスおいしかったので、また食べに来ました」と答えると「この前も来ていたのですか!わざわざありがとうございます!」と笑顔で対応してくれた。山頂は気温25度ぐらい。空気が乾いていて、今年の大会当日以上にきもちよかった。すでにトンボが群れをなして飛んでいて、秋の気配さえ感じられた。


山頂で初対面の挨拶交わした後、軽く情報交換を交わしながら奥武蔵グリーンラインを走り刈場坂峠方面に向かう。GIANT-TCRに乗ったテツさん、後ろから見ると脚がよく回っている。自転車以外でもいろいろと鍛えているいる筋肉質な脚をしていた。「&利根川自転車道」のトピは群馬県方面の人が多く参加している。赤城山などよく走っている人たちの様で登りは強い様な感じだ。テツさんとコスジさんは「王滝100キロ」にも出場するそうだ。
りんどう茶屋で軽く休憩。奥武蔵グリーンラインは木陰が多くあり、標高も800メートルぐらいだが、下界と違って涼を感じる。そして顔振峠から黒山三滝方面に下りて久々シロクマパンにてお食事タイム。ここで3名と別れ、少し早めに店を出た。おそらく今日のお三方とは、また走る機会はありそうだ。
改めて言うまでもなく「枝折峠」と書いて「しおりとうげ」と読むのですね。
KHさん、Aクラス3位入賞の激走でした。さすが!