gooブログのハッシュタグに#群馬の日というのを見て、群馬への感謝の気持ちが蘇ってきました。
このブログの過去記事にも書いてありますが、息子は横浜の養護学校(当時の呼び方)中学部を卒業後に、群馬の赤城山の麓にある私立の養護学校へ進学しました。
若葉養護学校という寄宿舎のある学校です。
若葉との出会いは、本当に偶然とタイミングの賜物で、私や息子、その時の家庭状況でのギリギリの選択でもありました。
もうここに運命を賭けるしかないという必死さが伝わったのか、生徒募集期限が過ぎていたのに、奇跡的に入学が叶いました。
また、我が家から車で片道4時間と遠方の学校寮まで、2週間に一度の送迎も、上の学年で神奈川に住む親御さんの協力を得て、通学を全うすることが出来ました。
小さな家庭的な学校や寮で過ごすうちに、息子も徐々に落ち着き、出来ることが増え、体力もつき、友だちも出来、若葉での5年間は何にも代え難い意義ある時間だったと思います。
私も初年度以外すべてのPTA役員を務め、得難い体験をさせてもらい、自分だけの時間も得られて命の洗濯も出来たのでした。
縁もゆかりも無い群馬という土地に、こうしてご縁が出来、私の中では格別な意味のある土地になりました。
出会った人、自然、感謝と懐かしさでいっぱいです。