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今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き[四阡六百円]
こちらも同柄色違いの組み合わせです。プリント柄が同じでもこれだけ色調が異なれば、互いにメリハリの効く配色になったと思います。女性であれば、年齢もさほど気にせずお選びいただけるんじゃないでしょうか。
いよいよ本日「角館桜まつり2014」が開始されました。午前十一時にのろし花火が打ち上げられ、地元民もそういう気分になってきます。ただし肝心の桜は未だつぼみ状態、最も早い場所の枝垂れ桜が数輪開きだしてはいるものの、全体としてまだまだ「咲いた」とは言えません。
するとお客様とのおしゃべりは「桜ざんねん旅」となります。『もう少し咲いてると思ったんだけどねぇ』の言葉は、今日一日だけでも二桁の人数に及ぶでしょう。
神奈川県からお越しのご夫婦旅。奥様が角館草履の健康効果をご理解くださり、ご自分用と自宅でお留守番の娘さんの分もお買い上げくださいました。きっと喜んでくださると思います。
ご主人が、『何日くらいに見ごろを迎えますかね?』。枝垂れ桜とソメイヨシノで数日の差があることを踏まえ、今月下旬から五月上旬で何らかの桜が観られる予測をお伝えしました。
おしゃべりの最中にふと気づいて訊ねたのは、『もしかしたらリベンジを考えています?』。するとご夫婦がほぼ揃って、『そうなんですよっ』。
「桜ざんねん旅」のあとに「桜リベンジ旅」を決行されるお客様は少なくありません。思い起こせば見ごろがゴールデンウィークを過ぎて迎えた去年、二週間ほどの間に二度お顔を見せてくださったお客様のなんと多かったことか。「つぼみ」から「満開」あるいは「桜吹雪」まで、二度、三度とご覧になった方は相当の人数に上るでしょう。
12日に観劇した劇団わらび座「げんない」は、わが家で長女が一番ツボにはまったようです。役者さんとスタッフさん宛てにメッセージカードを贈り、最低でも三度は観ると言っています。舞台も長期になると、途中でいくつも手直しを図るそうですね。ですから始めのころと中間と、また最後のほうは幾分違って演じられる話を聞きました。それを長女も知っての「三度」なんでしょう。
角館の桜も複数回お訪ねいただく中で、それぞれの情緒をお愉しみいただけるものと確信しています。