ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

大阪城公園の桜

2010年04月07日 | 一寸そこまで




     
          ↑ 川崎橋と桜        ↓ 川崎橋の上から 「花筏」



今日は冷たい風が一日中吹いていました。苗の植え替えをしたのですが、身
体が冷え切って来ました。何時になったらぽかぽか陽気が続くのでしょうか。

昨日(4月6日)は暖かでした。月参りのお坊さんが速く来てくださったので、昼
前からお花見に行きました。買い置きのパンがなくなったので、買いに大阪に
行かなければならないのですが、パンだけ買いに大阪に出るのも何だかな~と
いうことで、それなら、大坂城の桜を見てから、大阪に出ようということになった
のです。

大坂城の「梅」は何度か見に行きましたが、「桜」は見てないのに気が付いたの
です。今日は平日ですのに沢山の人出でした。新入社員でしょうか、夜の宴会
の為の青いシートを敷きに来ている人、ちゃっかりとしかれたシートの上でお弁
当を食べている女性。若い女性のグループ、会社のOB会のような後期高齢者
のグループ、年配の女性は2人組が多かったですが、それぞれ花宴を楽しんで
おられました。

私たちは花を見たら、大阪に出て、昼を食べる予定だったのですが、公園の入
り口で余分なものの無い、すべてが食べられそうなお弁当を売っている男性を
見つけました、お味噌汁が付いて500円というので安いな~と思って買って花
の下で食べることにしました。正解でした。ご飯がつやつや餅々とおいしかった
のです。お弁当でこんなにおいしいご飯は珍しいと思いました。

花は満開ということでしたが、近づくと一寸痛んでいるな~という感じでした。
だから接写は無理と感じました。もっぱら、遠目の写真を撮りました。



岸辺から川と桜を見ていますと、船が次から次と現れます。それを見ていた主
人が「何処から乗るのかな~」と乗りたそうでした。私はグループで、婦人会
からと乗ったことがあるのですが、仕事人間だった主人は、遊びはゴルフとマ
ージャンで、その他の楽しみは知らないのです。そこで船着場を探しながら川
岸を歩きました。

天満橋のほとりにあるのを見つけていきました。25分間で千円で5分毎に出
ています。今日は少し並んだだけで乗れました。本当はすぐ乗れたのですが、
一番前に乗ろうということで、次の船にしたのです。先週の土日は長蛇の列だ
ったそうです。

船長さんが舵を握りながら、周りの説明をしてくださいます。上手な方に当た
ったらしく「ほ~」「へ~」と言いながら船旅を楽しみました。最後の写真「大坂
城と京阪電車」の見える場所では写真撮影の為に泊めてくれると言うサービス
もありました。帰りましたら、又大勢の人が待っていました。

地下鉄で大阪に出て、お茶をして、パンを買って帰りました。

主人の感想は「やっぱり桜は夙川やな~」…ということは「夙川にいこ」という
サインでしょうか? 毎年の我が家の恒例ですしね。



       船上から    ↑ 造幣局と桜(丸は硬貨を表している)     ↓ 大坂城と京阪電車
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桜の徳島  (2)

2010年04月06日 | 一寸そこまで

             徳島は 「枝垂れ桜」が案外多かったように思います


徳島県天然記念物「穴禅定」を無事お参りできますと
1、無病息災で長患いをしない。
1、金運、開運が成就します。
1、狭いところを通り抜けるので、入試、安産、交通安全の成就が出来ます。
  その他、お大師様におすがりして種々のご利益がいただけます。
と記されています。

事、私に関しては、長患いをしないということが一番ありがたいと思いました。

帰路は本当にあっと言うまでした。自分の頭が往路を覚えていて、その反対
をすれば進めると判っていたからです。燃え尽きるのでは無いかと心配した
蝋燭も1/2ぐらい残りました。これは持ち帰って、ご利益を頂くため、家の
仏壇で使用するそうです。

やはり、通るまでは不安もあったお寺ですが、しばらくすると何割かの方は、
又戻って来られるそうです。私の前後の方も、2回目だと言っておられまし
た。私もそう思うのでしょうか?

汚れた上着を脱ぎ(私のビニールのパンツは、たまに痛む右のその場所が裂
けておりました。弘法様のお目に留まり、直していただいたお徴かな? なん
って、喜んでいる私です)着替えた目の前に、いわゆるそのお寺のグッズが
並べられておりました。 思わず主人へのお土産に買ってしまったのがこの
グッズです。


紙の片手手袋です。この手袋をはめて「南無大師遍照金剛」を唱えながら悪
い所をさすり、寝る時の枕の下において、1年間続けると、希望がかなえられ
るというものです。これが千円考えれば高いです。差し出した私に、主人は
「あ~、高!」と言ったきり、嬉しそうでもありませんでした。想像できないくらい
狭い道を通過した、気持ちの高揚感から、買ってしまったようです。もったいな
いので、明日から私が使うことにします。


     「乳銀杏」 気根だそうですが 形がお乳に似ていることからこの名がつけられたようです


真っ暗な中から出てきて、私の目に飛び込んだのが、この立派な木でした。
(気根が気になって、全体像は1枚しか写さず、それもピンボケで写真があり
ません)600年もたっているという幹は大人2人では抱えられないと思いま
した。今は葉がありません。始めは枯れている? と思ったのですが、そうで
もなさそうです。

何しろ葉が無いので名前が判りません、社務所に行って聞きました「あの木は
なんと言う木ですか?」「… …」お寺さんは私の顔を見て黙っています。「あれ
? 私悪いこと聞いたかな? もしかして知らない?」と思っていましたら、おも
むろに坊さんが言われました「貴女のと比べてごらん」今度は私が「???」
「《乳イチョウ》言います、形が似ているでしょう?」

帰って調べました。《乳銀杏》ありました。私がすでにお参りした「雲辺寺」にも
あったようです。その案内板には「子が生まれても乳の出ない親の為に、弘法
さんがイチョウの木を植えて、乳が出るように祈られました。それで出るようにな
ったそうです。この木の幹を削って飲むと乳が出るようになるという言い伝えだ
そうです。空中に垂れ下がったのは気根で形が乳に似ていることから「大師乳
銀杏」と呼ばれたという。

     
                     お寺からいただいた「おせんべい」です




元小学校だった校舎を宿泊施設にした「ふれあいの里 さかもと」で入浴タイ
ムです。ここは建物は国のものですが、運営は地元の人がしているそうです。
私たちは入らないで、たかこさんだけ入浴、さっぱりして出てこられました。
1時間待ったわけです。その間に、売り物にはならない不ぞろいの蜜柑をいた
だきました。形は悪いのですが、とても甘くておいしかったです。「今は香川
に奪われていますが、昔は『温州みかん』として有名だったのです」「そういえ
ば、そんな名の蜜柑食べたな~」というのが、参加者の高齢さをあらわしてい
ます。

出発後は一路関西に向かいます。2度とったトイレタイムの駐車場は、自家用
車で埋まっています。「何処までも千円」の影響だそうです。

私は神戸・三宮でバスを降り、JRで立花に戻ってきました。朝6時過ぎに家を
出て、帰宅したのが21時半、16時間の7年ぶりの遍路旅は終わりました。











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桜の徳島 (1)

2010年04月05日 | ちっちゃな旅

          四国第20番(鶴林寺)奥の院 別格霊場 第3番 「慈眼寺」
     




春真っ盛りの徳島に日帰りで行ってきました。お仲間のたかこさんが車遍路をさ
れて、ここ別格3番の「穴禅定(あなぜんじょう)が面白い? 口で説明しにくい
から、ぜひ行きましょう」と計画をしてくださって、4人で行くことになりました。

このお寺については、そして「穴禅定」については元から興味がありましたから、
喜んで参加させていただきました。

梅田発7:30分のバスはひたすら慈眼寺に向けて走ります。途中一度トイレ休
憩があり、別のところで、お弁当を受け取り、バスの中で食べました。

駐車場から本堂までの急坂は、上り坂の苦手な私には一寸辛かったです。金
剛杖があればな~と思いました。

岩と身体が密着して通るので、汚れますから、上着はお寺が貸してくださいま
す。下はビニールのパンツを二百円で買って、使い捨てます。

「穴禅定」に入る前に「真言」を唱えながら本堂を3回廻ります。宗教の「3」は
「過去」「現世」「未来」を現すそうですね。「塩」と「水」で身体を清め、いよいよ
出発です。

狭い鍾乳洞の洞窟を、蟹さん歩きで歩くのですから、何も持ち込めません、眼鏡
までもはずせたらはずすようにと言われました。穴に入った途端、それが大げさ
では無いことを知りました。

入り口で渡されたローソクが明かりのすべてです。先導のおばさんの言うとおり
の手で持ちます。持った手の方から身体を先行します。想像を絶する狭い空間
でした。先導さんの「右肩から…」「かがんでお尻から、頭はあと…」「膝を付い
て、這って…」。聞いたことをそのまま次の人に正確に伝えます。そしてお互い
に励ましあって、狭い場所を通過してゆきます。

入る前に「ここを通り抜けられないと、中の通り抜けは出来ません」という脊柱
があります。それを、明らかに無視した、84歳のメタボ老人がいました。その
方が勿論、超狭いところでは抜き差しなら無くなります。先導さんの叱咤激励
する声がびんびん響きます。その間私たちは立ち止まっているのです。

後でご本人曰く「泣きたい気持ちだった」そうです。でもそれはご自身の判断ミ
ス。というより、規定違反がわかっていていて、入られたのですから、そして後
に続く32人(私たちツアーは28人ですが、個人の方が加わって33人でした)
私たちは何度も足場の悪いところで立ち往生でした。

しかし、不思議とメタボ老人を恨む気持ちはありませんでした。上着を1枚又
1枚と脱ぎ、バンドまで外して頑張っておられるからです。あまりに出来が悪
いと、先導さんが「南無大師遍照金剛」を唱え始めます、すると私たちも唱和
します。

弘法さん19歳の時、この洞窟の前で修行をしておられた弘法さんに悪龍が
襲い掛ります、弘法さんはその悪龍をこの洞窟に閉じ込めました。その龍の足
だ、手だ尾っぽだと、天井の鍾乳洞の説明を受けました。

それとは別に場所で(メタボ老人待ちのとき)、天井近くから首を伸ばして、私
を窺う蛇に見える連なりを見つけたのです。私は「あの突起ですけど、蛇の首
に見えません?」と隣の人に聞きました「眼鏡を外しているので見えないのよ」
という返事でした。

私は蛇が怖くて、嫌いなのです。なのに良く出会うのです。遍路の最中にも、蛇
の出る時期では無いのに、出会いました。このたびも、ほかの方には蛇には見
えないのでしょうが、私にははっきりと見えたのです。メタボ老人の足止めでそ
の場に佇み、蝋燭の火で照らされる空間を見つめる時間があったからでしょう。

終点は案外早くやってきました。そこは割りと広い空間で33人がすっぽり入れ
ました。正面には弘法さんの座像があり、その前には蝋燭立てがツリーのよう
にありました。参加者が希望する「家」「希望」を言うたびに蝋燭が1本立てられ
ます。私も「○○家先祖代々…」を1本立てていただきました。1本百円で、外に
出てから自己申告でお支払いします。

その後、「般若心経」を唱えます。暗い中ですし、身一つで入ってきていますか
ら、皆さん空で覚えておられるようでした。私は朗々と唱えられる声を、手を合
わせて聞いておりました。本当にお経っていいもんだな、心が洗われるようだ
な~と聞いておりました。私がご一緒できたのは「南無大師遍照金剛」と3遍
唱えるときだけでした。

帰りは又同じ道を戻るわけで、今度はメタボ老人は最後に出ることになりました。
私たちはこの方の足止めがあったので往復2時間かかりました。その上に、私
たちがバスで待っていたのですが、彼がバスにたどり着いたのは1時間後でし
た。3時間かかられたことになります、みんな1時間も待たされたのですが、誰
一人文句を言う人もいなくて、拍手で迎えました。弘法さんは、私たちに「許す」
「我慢」ということを覚えさせてくださったようです。

     





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如何なることやら

2010年04月02日 | 今日この頃


     



今日はアヒルの学校から芦屋川の花見に行く予定でした。ところが昨夜来の
雨で、地面がぬれているから、花見弁当?が食べられそうに無いという事で
「今日のお花見はキャンセルです」と電話連絡が入ったのが9時過ぎです。
幸いなことに雨は上がっておりましたので「行こか、行こまいか」と迷っており
ましたから、電話を受けてほっとしました。

花見が中止になったので、少し早めに家を出て、登校途中にある西宮のオリ
ジナル「権現平桜」を写しに行きました。風がとても強く枝をゆするので思う様
に写真が写せませんでしたが、幸い1枚だけですが、気に入ったのがありまし
た。それが上の写真です。

7月の始めに「心のうた 2010」という各クラスごとに分かれた発表会がありま
す。その曲目を決める日でした。毎年3人が順番で世話係(曲目を決めたり、
衣装を決めたり)をします。今年は私もその係りで、今日は私の当番でした。

人それぞれの意見があり、色々の意見が飛び交います。各クラスにあてがわ
れる時間は6分です。6分の時間いっぱいに使えなくとも「曲」本位に選ぶか、
どうにか時間を調節して「3曲」歌うかの決をとって、結果「3曲」歌うことが決
まりました。

「3曲」歌う為には、3番まで在る長い曲を2番までに縮めて、それと短い曲2
曲を加えて3曲です。只、2曲短い曲を選んだ為に、今まで練習していない曲
が入ってしまいましたから、その分を頑張らなければなりません。

私たちのクラスの特色として、1曲は「アカペラ」でという決め事がありました。
これから歌いこんでみて、短い曲のうちの1曲を「アカペラ」にしようかという
含みを持たせました。

次は衣装の決を採らなければなりません。毎年のことなんです。曲のイメージ
から考えると、私はスポーティよりドレッシーだと思うのですが、さて皆さんの
意見は如何なんでしょうね。今回は私がまとめ役でしたから、自分の意見(実
は校長先生もお好きな、落選した歌を私も歌いたかったのです)が言えません
でしたが、次回は他の方ですから、言えるんですが…。

     ☆ 明日、明後日とお休みいたします。




     ↑ 西宮市オリジナルの「権現平桜」      ↓ 「染井吉野」
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美容院で

2010年04月01日 | 今日この頃

  「散り椿」  花びらがはらはらと散るそうです こんな「椿」があることを初めて知りました。


朝から雨でした。こんな日は美容院も空いているのではないかと思ってパーマ
を掛けに行ったんです。去年の6月に掛けて、又12月に掛けに行きましたが、
まだパーマが取れていないというので、カットだけして帰ってきました。

それまでなら6ヶ月もするとパーマが取れているのですが、なかなか取れにくく
なりました。喜んでいいのか、どうか…。今日も実は前髪だけに掛けてもらった
のです、横や、後ろはまだカールしていたからです。

前髪の辺りに「天然パーマ」のカールがあるのはわかっていたのですが、10ヶ
月近くなってもカールが消えないのはもしかしたら、全体に「天然パーマ」なの
かしら? と思っています。髪の伸びるのが遅くなりましたから、癖が出てきた
のでしょうか? これで髪のボリュームがもう少しあれば美容院に行かなくとも
いいのですが。

思ったとおり、お客さんはお一人だけでしたし、私が終わるまで、どなたも来ら
れませんでした。そのお客さんが、よく喋る方で、美容院にいる間中、絶え間
なく喋つておられました。帰るときも、着ているコートやバッグについて一鎖立
ち話です。

私はあきれて鏡越しに「どんな人かしら?」と盗み見したほどでした。その方は
物静かな方に見えました。あ~ぁ、人は見かけによらないな~、と思いました。

でもこういう人がお客さんですと、店主は楽だろうな~とも思いました。そのお
客さんは相手に喋らそうとしないのですか。、店主は相槌をうっているだけで、
お客さん一人喋っておられましたから。

自分からはぺらぺらと喋らない私の方が、扱い難いかもしれません。でも、お
母さんの時代からのお客さんで50年も通っている私ですから、「この人には、
花の話をすれば、喋りはるな~」と心得ておられるから、私とは花の話をして
おりました。

雨が降っていても、ガレージの屋根の下なら、プランターの植え込みは出来
ると思っていたのですが、寒くて寒くて出来ませんでした。ストーブをつけて、
本を読んだり、うとうとしたりしておりました。何時になったら、植え替えが出
きる暖かさになるのでしょうか?




                 お喋り仲間のふじたさんっちの「散り椿」
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