ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

テーマ川柳 「子ども手当て」

2010年04月20日 | 新聞から

               「八重の山吹」   (尼崎の町角で  10-4-14)


昨夜からの雨でしたが、小雨だったので、歩いてウッディに行きました。先日
唱歌の学校で、私たちが7月に歌う歌の一つの歌詞を覚えてくるようにといわ
れました。私は覚えるつもりで紙に歌詞を書き、ウッディまでの30分で覚えな
がら歩きました。やっとのおもいで1番だけ覚えられたと思っていました。

2時間後、帰り道、反復しようとしたのですが、覚えたはずの歌詞が出てきま
せん。2時間たったら頭から抜けたようです。記憶力の衰えを感じて、しょん
ぼりしましたが、忘れても忘れても努力すればいいんだと思い返しました。
さ~、金曜日までに覚えきれるのでしょうか?


朝刊に面白いテーマの川柳を見つけました。「子ども手当て」です。上手いこ
と言いはるな~と笑いましたが、よくよく考えれば、深刻な問題ですよね。

     バラマキの 付けが子どもを 追いかける

この句が「天・地・人」の「天」の句でした。貰う子どもは何も知りません。受け
取る親が喜ぶだけです。給付された子どもは成人して、やっとわかるのですが、
その頃まで日本丸は航海しているでしょうか?後悔の海に沈んでいなければ
いいのですが。

     ご近所に 計算される 子沢山

「天・地・人」の「人」でした。中学生以上の子持ちの親たちは如何思っている
のでしょうか?人間ですから、わが身に比べて、言うに言われぬ不公平感は
あるでしょうね。やっぱり、子どもは親がすべてをまかなうものですよ。

私も町を歩いていまして、幼子を3~4人連れている人を見ますとね、つい1万
3千×子どもの人数=何万何千円って計算する癖がつきました。まして、いつ
も出会うご近所ともなればやっかみ半分、計算してしまいますよ。

「子どもは世の中みんなで育てるもの」言葉は最高ですよ。でもそれはお金を
与えることとは違うと思うのですよ。悪いことをしている子が居たら、他人の
子でも注意し、善悪の判断を言い聞かせるということだと思うんですよ。お金
さえやれば、ともに育てている気になるという愚かな考えを、初めて口にした
のは何処のどなたですか?それが知りたい!!

     気にするな どうせ君らの 借金だ

ものすごい皮肉だと思うんですよね。本当にどれくらいの借財を未来に残すの
でしょうね。この政策は…。稼いでも稼いでも生活が楽にならない、となれば、
少子高齢化から始まったと思うこの政策、国は借金地獄で不景気、一人生きる
のに精一杯で結婚出来ない、子は生まない、逆の方向に進む気がします。

     両親の お返しを待つ 投票日

お金を手に入れた方すべてが「民主党」に票を差し出しますか?以前にも書き
ましたが、そんな律儀な人ばかりは居ませんよ。くれるというのだから、貰いま
すよ、でも「子ども手当て以外の政策は気に入らないから、『票』はあげないよ」
と言うちゃっかり組が案外多いかも知れませんよ。

     五人の子 育てた婆に お手当てを

本当にそうですよ。昔の人は偉かった。自分のものは始末して、子どもにその
家なりの生活をさせた。だから「親の恩」と言う言葉も存在した。大人になる寸
前まで、国から手当てを貰って、育てた親に、「子ども手当て」世代の子は「親
の恩」を感じるのだろうか? そんなん感じんでもいいんかな~?

勿論、子育てには「子ども手当て」は「はしたがね」だと思いますよ。だからそ
んな中途半端な事をするより未来に借金を残さないほうがず~っと良いと私は
思うのですけど…。



   「紫木蓮」探していたんです 今は「白木蓮」が多いようです (尼崎の町角で 10-4-14)
                     
コメント
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