「星桔梗」 大鉢3個 小鉢3個にふえました 先日ジムのお友達に持って行ったのはこの花です
菅新首相の組閣が大詰めを迎えたようですね。「2日間ありますから、お時間を
いただいて、考えます」と言った割には、横滑りが11人も居る、代わり映えのし
ない顔ぶれですね。あらかたが入れ替わって、新生内閣が出来ると信じていた
私は早々に肩透かしを食った気持ちです。
この顔ぶれで「小沢さんと金の問題」の追求可能なんですかね~? もう一つ、
赤松さんは辞職すれば、宮崎県の口蹄疫の責任は逃れるのですか? 何だか
合点が行きませんが… 大臣の政治責任って、そんな程度のものなんですか?
納得がいきません。
亀井さんの郵政問題を可決成立させる為の会期延長なんてせずに、さっさと、
国民の信を問うほうが先決ではないですか?
利休にたずねよ 山本兼一
この本は図書館への申し込み4回でやっと読み終えました。順番が来ても他
の本と重なって、とても2週間で読みきれないと、返しては再度申し込み、を
繰り返して、4回目です。
山本兼一さんの本を読むのは初めてですが、西田敏行主演の「火天の城」は
見ました。あの原作者が山本兼一さんだったのです。
「火天の城」は安土城建築の時に熱田の宮大工、岡部又右衛門を起用した、
そのお話だったのです。その人の生涯を通じて、一つの職種をとことん突き
詰めて書いた本が好きな私に、ぴったりの映画でした。
「利休にたづねよ」は勿論「千利休」のお話なんですが、進行状況が変わって
いました。普通なら、若き時代から、だんだん年を重ねていくのですが、この
本は違いました。
「利休切腹の前日」から始まって「利休切腹の○日前」「利休切腹の○週間
前」「利休切腹の○月前」「利休切腹の○年前」「19歳の千与四郎」「切腹の
日」と書き綴られていました。
利休が何時も懐に入れていた、香合として遣われていた緑釉の入れ物。人
には見せない様にしているが、秀吉が瞬間目にしてほしいと所望するが「こ
ればかりは…」と応じない。それがどのようにして利休の手にあり、誰の形見
かを、最後の方「19歳の与四郎」の項で謎解きする。
この本にも出てくるが「秀吉の黄金の茶室」です。私は何年か前、熱海のMO
A美術館で実際の「黄金の茶室」を見ましたが、そりゃ~綺麗は綺麗でしたが、
悪趣味だな~と思ったんです。それは秀吉の派手好き、趣味悪いな~と思っ
たのです。しかしそれは違っていたようで、「天井人(京の公家)の度肝を抜く
『茶室』を作れ」と言う秀吉の命を受けて、利休が考え作ったものだそうです。
侘び寂びのお茶室の流行していた時代にです。
又利休が切腹したのは究極の1畳半のお茶室だったそうです。
色々と驚くようなことを知った本でした。山本兼一さんの本、又読みたいと思
いました。
「小手毬」 (10-5-3) 今はもう咲き終わりました