ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

半島へふたたび

2010年06月10日 | 読みました

                 なでしこ  (尼崎・武庫之荘の町角で  10-6-9)  綺麗!
     

今日は主人の夏物(普段着)を買いに行きました。ズボンのすそあげは何時
も家でしますから、ただウエスト周り寸法だけを合わして買っていましたが、
ウエスト周りが同じでも、タックなし、2タックとか色々とあることを知り、色々
勉強になりました。何時もはまず好みの色合い、その次がウエスト寸法、試
着、終わりでした。



           半島へふたたび     蓮池 薫


この本も借りるのは2回目です。前回も、借りたい人が多くて、延長できないと
言うので、今一度の申し込みをしました。

蓮池さんの本は勿論初めてです。今は翻訳者になっておられるのですが、翻
訳本は16冊を数え、書下ろしも2冊あるそうです。

早いもので、子どもさんが帰国?されてからでも7.8年経たれるそうですね。そ
れ以後一切の進展が無く、本のあちこちでも「拉致被害者のご家族も、待てな
いお年になっておられます、一国も早く帰国できますように…」とそのことに触
れておられました。

そういえば、今日久しぶりに拉致被害者家族の方を囲む集会があったようで
すね。めぐみちゃんは、何処でどうしているのでしょうか? 日本でこんなにみ
んなが心配し、貴女の帰国をご両親やご兄弟と共に、私達も待っていることを
知らないのでしょうか? こんなに電波が空中を飛び回っているのに…。今の
日本に生きている私には考えられないことですが、 北朝鮮って、そんな国な
んでしょうか?

この題名は「韓国」に取材旅行に行かれたことを示しています。前の方は紀
行文なのです。途中からは、関連はあるとはいえ、北朝鮮での生活、帰国し
てからの生活が主体となります。

24年間もかの地に居て、よく日本の字や言葉を忘れることなく、それのみか、
こんな本まで書かれるとは… とおもいました。しかし個人的にも努力はして
おられたようです。朝鮮語を日本語に書いておられたそうです。昔から「書く
こと」は好きだったそうですし、仕事としても確か韓国のものを北朝鮮語に翻
訳もしておられたようです。

紀行文の中で面白いのがありましたよ。日本の札幌ビルのJRタワーの男子
トイレの床がガラス張りになっていて、放尿すると下界に向かって尿を浴びせ
ている感覚になり、すこぶる開放感が味わえるらしいのです。

私達も札幌でタワーに上ったので主人に「トイレ経験してきたら?」と言った
のですが、主人は行きませんでした。残念ながら、女子のトイレはの床はガラ
ス張りではありませんでした。

韓国にも「眺望化粧室」と言って、同じようなトイレがあるそうで、日本と韓国
どちらが先に出来たのだろうか?と書かれていました。

韓国での生活では、自分の力で家族を養うのではないので、自分の力で、子
どもを養いたかったと書いておられます。単純に子ども手当てを貰って、喜ん
でいる親達に読ませたい部分だと思いました。子どもは親の甲斐性で育てる
べきだと私は思っています。

今は支給されるお金はありがたいと思うかもしれませんが、1年も経てば当
たり前と思うでしょうね。民主党も、生まれてしまっている子にあげて、少子
化対策になると何故思ったのでしょうね。これから生んでくれる家庭に上げる
なら判りますが…。「無駄な考え休むに似たり」です。

色々と考えさせてくれる本でした。


          ↑  金糸梅(きんしばい)         ↓  ビヨウ柳

      尼崎・武庫之荘の道路脇に混合で植えられています 金糸梅が少し多いでしょうか
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