ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

老い力

2017年01月26日 | 読みました

      「はぼたん」        うめきたガーデン    (16―12―19)


今日は今期一番の冷え込みだそうです。寒さで体を丸めようとするの
か、首の後ろから背中にかけて凝っているというのか、重さを感じます。
これが軽く感じるのは、湯船の中ですね。だから、全ての片づけを済ま
せて、湯船につかるとホッと伸び伸びとします。お風呂はあまり好きで
ない私ですが。 


            老い力    佐藤愛子

  

    

本文から:

老後の幸せ 「今ここにある自分に満足する」
= たやすいようで難しい。まして80代ともなれば、変わりようがない。
あれば、それは「退化」ですよ。それを認めることならできますよ。そう
しないと、落ち着かないもの。

「老後の孤独に耐えるか 若い世代に理解や同情を求めて『可愛い
老人』になるよりも、一人毅然と孤独に耐えてたつ老人になりたい」
 
= 凄いな~と思いますが、佐藤さんは『娘一家』と一緒に暮らしてい
る余裕が言わせていると思いますよ。私は娘がいませんから、根本的
に「一人」と思っています。だから、自分を寂しがらせないように、色々
と楽しみを見つけているわけです。 

「人生は苦労があった方がいい。楽しさを充分味わうためにも苦労は
必要だ」
 =それはそうだと思います。私は18歳で、天涯孤独になった
のですが、周りの人に助けられて、「自分は不幸だ!」と思うことも無く
過ごせました。だから横道に逸れることもありませんでしたし、「今の自
分を大切に」ということも覚えました。大方の人が、両親揃って、「成人」
を迎えられると思うのですが、それの無かった私ですが、「自分を不幸だ」
と思ったことはありません。

自分を信じて、生きてこれた事を幸せだと思っています。



コメント
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