ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

狩野派 永徳の後継者たち

2015年04月27日 | 一寸そこまで

            ↑   チケット          ↓   パンフレット


4月23日(木)京都国立博物館へ行ってきました。「狩野永徳」の流れを汲む人
達の絵画展でした。

バスが余りに長い列でしたので、先にランチにしようということになり、一度行っ
たことのあるお店を捜したのですが、イタズラに1時間歩き回っただけで、見つ
けることができずに、「絵」を見る前に疲れてしまいましたが、物事悪いことば
かりはないもので11000歩歩きました。

駅に近い「おそば屋」を見つけて入りました。まあまあのお味でした。レジで私
達の前にいた女の子たちは修学旅行できた中学3年生で、グループで行動で
きるとの事でした。私達の頃のように、皆でぞろぞろ列を成す、ということはな
いようでした。「楽しんでくださいね」と言って分かれました。

今更ながらに思ったのですが、桃山時代の日本画は、「金」の上に描がかれて
いると言っても過言ではないと思いました。「雲は金」「地面の金」、外人が日本
を「黄金の国」と呼んでいたのが思い出されます。外国の絵で、人物、建物以 
外「金」という絵を見たことがありませんね。








上は「狩野派」の系列図。中ほどは今回、初展示の一つです。下は「豊臣秀吉
の肖像画ですが、今まで「秀吉」としてこの絵は何度も見ていますので、「それ
の原画がこれか!」と何となく懐かしい人にあったような、気持ちになりました。
(以上はパンフレットから)

会場は元からある旧館でした。案内の方の言われるには「これからは国宝級
の展示をするときのみ使われます」ということでした。その他の展示は新しい
「平成知新館」が使われるようです。

私は先日「お雛様」の展示を見に来ましたので、新館にも入ったことがあります
が、主人は初めてですので入ってみました。「大きな仏様がおられるよ」と言っ
て、再び「優しい大日如来様」にお会いできました。

この大日如来像(重要文化財)はご本尊であるお寺が修復中で、終われば、そ
ちらに帰えられる、一時のお預かりだそうです。正面にあるベンチに座って暫
く眺めておりました。「もうお目にかかることはないだろう」と思いつつ。

「刀」を展示した部屋がありました。先日は私は素通りしたのですが、主人が
入ったので私も後に続きました。

「刀と太刀は如何違うの?」「うん?」と主人。「刀より太刀のほうが、ず~っと
長い気がするけれど?」「そうやな~」出口で案内の女性に主人が訊ねました。
「刀と太刀との違いは?」「刀は、腰に差します。太刀は紐で腰にぶら下げます。
刀は刃を上に向けて腰に差します。太刀は刃を下に向けてぶら下げます」即
答でした。さすが、国立博物館の職員さんですね。

私も調べてみなしたよ。「刀」と「太刀」の違いを。

太刀=平安時代に作られた。 長大なものが多く反りも大きい。基本的には馬
上戦闘用。

刀=正確には「打刀=うちがたな」と言う。室町後期にできた。地上で使うの
で、長くない、反りも少ない。

勿論、職員さんに教えられた「刃の向き」のことも載っていました。「刀」は刃を
上に向けて差すために、展示するときも「刃を上向き」にし、「太刀」は下向きに
下げるために、展示する時は「刃を下向き」に展示するそうです。







前回に気がついたのですが、「平成知新館」ガオープンしてから、正門の開け
られるようになったようですが、退場の時のみで、警備員と職員が立っておら
れました。入場はチケット売り場が、元の位置にありますから、今まで通りの
ようでした。

帰りのバスでも、修学旅行生で満員でした、学校の集合時間が「4時 京都駅」
のようでした。次の駅「京阪」の人は、バスを待ち疲れたのか、「走ろう!」と
走っていきました。「わかいな~」と言いながら見送りました。



京都へは、数えきれないくらい行っていますが、こんな掲示板は始めてみました。
記念にパチリ!

 

コメント
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