![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/12/ec3bb12ba1b2d4a7ef81748cc44785e9.jpg)
↑ チケット ↓ パンフレット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/73/be1d04ba8e747c2d62d0240b9acae89e.jpg)
4月23日(木)京都国立博物館へ行ってきました。「狩野永徳」の流れを汲む人
達の絵画展でした。
バスが余りに長い列でしたので、先にランチにしようということになり、一度行っ
たことのあるお店を捜したのですが、イタズラに1時間歩き回っただけで、見つ
けることができずに、「絵」を見る前に疲れてしまいましたが、物事悪いことば
かりはないもので11000歩歩きました。
駅に近い「おそば屋」を見つけて入りました。まあまあのお味でした。レジで私
達の前にいた女の子たちは修学旅行できた中学3年生で、グループで行動で
きるとの事でした。私達の頃のように、皆でぞろぞろ列を成す、ということはな
いようでした。「楽しんでくださいね」と言って分かれました。
今更ながらに思ったのですが、桃山時代の日本画は、「金」の上に描がかれて
いると言っても過言ではないと思いました。「雲は金」「地面の金」、外人が日本
を「黄金の国」と呼んでいたのが思い出されます。外国の絵で、人物、建物以
外「金」という絵を見たことがありませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c0/060d70e4bc813ebd000a1f143ea25bb3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/28/0e1901be3a4f0e9828ca4cc8e4ea388d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/71/2ed371f8e9dabbb361a32d360874c31b.jpg)
上は「狩野派」の系列図。中ほどは今回、初展示の一つです。下は「豊臣秀吉
の肖像画ですが、今まで「秀吉」としてこの絵は何度も見ていますので、「それ
の原画がこれか!」と何となく懐かしい人にあったような、気持ちになりました。
(以上はパンフレットから)
会場は元からある旧館でした。案内の方の言われるには「これからは国宝級
の展示をするときのみ使われます」ということでした。その他の展示は新しい
「平成知新館」が使われるようです。
私は先日「お雛様」の展示を見に来ましたので、新館にも入ったことがあります
が、主人は初めてですので入ってみました。「大きな仏様がおられるよ」と言っ
て、再び「優しい大日如来様」にお会いできました。
この大日如来像(重要文化財)はご本尊であるお寺が修復中で、終われば、そ
ちらに帰えられる、一時のお預かりだそうです。正面にあるベンチに座って暫
く眺めておりました。「もうお目にかかることはないだろう」と思いつつ。
「刀」を展示した部屋がありました。先日は私は素通りしたのですが、主人が
入ったので私も後に続きました。
「刀と太刀は如何違うの?」「うん?」と主人。「刀より太刀のほうが、ず~っと
長い気がするけれど?」「そうやな~」出口で案内の女性に主人が訊ねました。
「刀と太刀との違いは?」「刀は、腰に差します。太刀は紐で腰にぶら下げます。
刀は刃を上に向けて腰に差します。太刀は刃を下に向けてぶら下げます」即
答でした。さすが、国立博物館の職員さんですね。
私も調べてみなしたよ。「刀」と「太刀」の違いを。
太刀=平安時代に作られた。 長大なものが多く反りも大きい。基本的には馬
上戦闘用。
刀=正確には「打刀=うちがたな」と言う。室町後期にできた。地上で使うの
で、長くない、反りも少ない。
勿論、職員さんに教えられた「刃の向き」のことも載っていました。「刀」は刃を
上に向けて差すために、展示するときも「刃を上向き」にし、「太刀」は下向きに
下げるために、展示する時は「刃を下向き」に展示するそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/2f/1a0dbd4023710f6b6449acd37611b8a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/49/286ba9d511f33de287ec3f1bf7b5b5b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/ed/70d9441821de705c20138bf759f38d25.jpg)
前回に気がついたのですが、「平成知新館」ガオープンしてから、正門の開け
られるようになったようですが、退場の時のみで、警備員と職員が立っておら
れました。入場はチケット売り場が、元の位置にありますから、今まで通りの
ようでした。
帰りのバスでも、修学旅行生で満員でした、学校の集合時間が「4時 京都駅」
のようでした。次の駅「京阪」の人は、バスを待ち疲れたのか、「走ろう!」と
走っていきました。「わかいな~」と言いながら見送りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/15/92dc007e68f9c9ae1d0dab39d5a07c1c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d1/bb9b655a93e9405a373bba85100544de.jpg)
京都へは、数えきれないくらい行っていますが、こんな掲示板は始めてみました。
記念にパチリ!