緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

ねぎ味噌チャーシュー麺作ってみた

2021-10-17 22:40:57 | グルメ
今から6年ほどまで住んでいた公団から車で10分の所に、小さな小汚いラーメン専門店があった。
このラーメン屋のラーメンは他のどのラーメン屋にない独特の味、何というかスープの深みと麺や具と絶妙なマッチングで本物の職人が作ったと感じられるおいしさがあった。
これだけのおいしさを出せる技術をもっているのに、とても辺鄙な目立たない場所にあったため、いつ行っても空いていた。
この店でいつも注文していたがのが、「ねぎ味噌ラーメン」。
この1杯を食べると至福感を感じた。とくにねぎの味と食感がすばらしかった。

1年前だったであろうか。6年ぶりくらい前にこの店の前をたまたま通りかかったときに、あのねぎ味噌ラーメンのことを思い出し、食べようと思って店に入った。
しかしあの1人でやっていた職人はいなかった。
かわりに目つきの悪い若い店員がいた。
メニューはどうか。「ねぎ味噌ラーメン」はかろうじてあった。
恐る恐る「ねぎ味噌ラーメン」を注文した。

しばらくして「ねぎ味噌ラーメン」が出来上がった。
外見は以前と変わらない。しかし一口スープを飲んだら、ぬるかった。
そして麺もねぎもチャーシューも他の具(わかめ)も以前と全く違う味になっていた。
がっかりした。
あの職人はどうしたのか。引退したのか。

今日、そのねぎ味噌ラーメンを思い出し、自分で作ってみることにした。

材料はこれ。



チャーシューを加えた。
麺はインスタントではない。

次にねぎを仕込む。
職人が作ったねぎは、細かく短冊状に千切りしたものだった。
生ではなく少しゆでていたと思う。
まずねぎを細く千切りにする。



長さを2分の1にカット。



ゆでたまごをゆでる。



たまごがゆで上がったら、どんぶりにたまごと味噌スープを入れておく。



ねぎと麺、スープ用のお湯を沸かす。



ねぎを少しゆでる。



ゆで上がったらざるに移す。



めんを湯でる。



どんぶりに沸かしたお湯をいれてスープを作る。



ゆでた麺をどんぶりに移す。



ゆでたねぎをどんぶりに移す。



最後にチャーシューをどんぶりに移して完成。



味はどうか。
ねぎをゆですぎた。サットゆでる程度で良かった。
あと麺がつるつるうどん風で、ちぢれ気が無い。
いい麺はやはり探さないとそう簡単には見つからないようだ。
だけどスープはおいしい。このスープの味はいい。次作るときはこのスープを使おう。

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ある日の最後のトレモロ

2021-10-17 00:04:56 | ギター
今日は夕方昼寝して日頃の睡眠不足を補う。
夜は講習会で親しくなった人と2時間ばかしライン電話。
終ったあと、2夜連続でギター演奏を録音してみた。
暗譜で弾ける数少ない曲の第2弾。
でも久しぶりに弾いた曲。
バリオス作曲の「最後のトレモロ」。
後半でこけてしまった。
でもまあいいや。

明日は何を弾こうか。


講習会仲間と歓談したあとで、週末の安堵感の中で日本酒「寒梅」を飲みながら久しぶりに弾いたけど終わり近くにこけてしまった「最後のトレモロ」2021年10月1623:48録音

懲りずにまた挑戦。

1回目録音でこけた所を挽回しようとしあtけどあまり変わらず、1回目で失敗しなかった所が失敗し、しぶとさが裏目に出で、夜更かしにつながった「最後のトレモロ」2021年10月17日01:12
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ある日のアルハンブラ

2021-10-14 21:34:14 | ギター
寝る前に1曲録音してみた。
暗譜で弾ける数少ない曲の中の1曲といったら、これしかない。
アルハンブラ宮殿の想い出。

演奏会が終って独奏曲解禁(と勝手に決めている)。
これから独奏曲を少し録音してみようかと思っている。
今考えているのは、

佐藤弘和作曲「秋のソナネチ」第2楽章

グラナドス作曲「スペイン舞曲第5番」(再録)

タレガ作曲「アラビア風奇想曲」

ナルバエス作曲「牛を見腫れによる4つの変奏曲」(イエペス編)

プーランク作曲「サラバンド」


他にもしたいことはいっぱいある。
買い替えた2500ccの4輪駆動車でのドライブ、音楽の勉強(リズム、和声などをzoomで教えてくれるところないかな?)、読書、小旅行、酒?etc

とりあえずさっき弾いたアルハンブラを下に残しておこう。

久しぶりに、落ち着いた安堵の気持ちのなかで弾いた数少ない暗譜で弾ける曲「アルハンブラ宮殿の想い出」(ミス有)2021年10月14日21:11録音

もう1回録音してみた。
途中大きなミスが。まあいいか。

欲を出してもう緯度録音しようとした失敗した「アルハンブラ宮殿の想い出」(大ミス有)2021年10月14日21:11録音
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定期演奏会終る

2021-10-11 15:59:53 | マンドリン合奏
今日は在宅勤務で早出だったので仕事は15:30で終わった。

コロナの影響で約2年ぶりで開催された社会人マンドリンクラブの定期演奏会が昨日終わった。
開催場所が自宅からかなり離れていたこともり、前日の夜は会場近くのビジネスホテルに泊まって睡眠時間を稼ごうとしたが、予期せぬ出来事によりそのもくろみは外れた。
ホテルでくつろいでいた夜7時過ぎであろうか、大学生くらいの若者の大声、それは酒に酔って出す類の馬鹿でかい不愉快な大声であったが、断続的に聴こえてきた。
その大声はホテルの向かいの居酒屋などが入る雑居ビルの方から聴こえてきたので、窓を全開にした居酒屋の酔客が叫んでいるのかと思ったが、それにしても室内から漏れてくる声にしては大きすぎた。恐らく野外での宴会に違いない。
それでももうしばらくしたら、遅くても9時くらいまでには奴らもいなくなるだろうと考えていた。
夜9時半過ぎに寝床に入ってちょっと本を読んでいたら眠くなってきたので、照明を消して寝ることにしたが、さっきの奴らの大声は鳴りやまなかった。
それでも練習で疲れていたせいかすぐに眠りについたが、何度か大声で目を覚まされた。
そしてその大声の中に女の声が混じるようになっていた。人数も増えているようだった。
うるさい不愉快な大声が他の生活音から際立ってそれだけ切り取られたようにビルの壁に反射してこだまのように響いていた。
そしてその宴会は10時頃終るどころか延々と続けられたのだ。朝方の4時頃であっただろうか。女のやけに大きな歌声が聴こえてきたのだ。
それでまた目が覚めたが、まどろみのなかで「うん?、結構歌上手いじゃないか」なんて感心していたら、拍手なんかが聴こえてきて結局奴らの宴会が終ったのが4時半だった。しかし数名の残党がしぶとく居残り声を上げ続けていた。
結局静かになったのは5時すぎだったか。そのギャップに驚いた。繁華街なのに夜は静かだったのだ。
この連中の大声がなかったらどれだけ熟睡できただろう。
というわけで、もくろんでいた9時間睡眠は実質4.5時間くらいにしかならなかった。

前置きが長くなったが、今回の演奏会の振り返りを自分なりにしてみたい。
総じては自分としては今回の演奏会は概ね満足出来たのではないかと思ってる。
ただ1か所弾き損じたところが心残りだった。
リハーサルでは、普段の練習と異なる環境、他パートの響きが時間差で聴こえてくるような感覚にとまどい、極度の緊張もあって、音を外したり、テンポがずれる、普段弾ける箇所が弾けないなどの状態に陥ってしまった。
5月に開催された中規模演奏会のリハーサルでも同じような経験をした。
でも後から考えればリハーサルではとことん失敗した方がいいと思う。
何故かというと、本番ではこれ以上失敗することはないだろう、というなにか根拠のない開き直りのような安心感が出てくるからだ。
同時に失敗したフレーズや箇所は本番直前まで、全神経を集中させて控室で練習や運指の再確認をする、ということをやった。
今回リハサーサルでテンポが大きくずれてしまったのは、2部1曲目の終楽章の前半に出てくる難所のフレーズ。
普段はマンドリンの刻みに合わせてテンポを取っていたが、会場ではよく聞こえてこなかった。
「さずがにこれはまずいな」と思って、本番までの時間内に何度も弾き直してテンポと指の感触を確認した。
これをやったおかげか分からないが、本番ではテンポは正確に刻めたと思う。

あと感じたのは、練習で不安定な箇所、それは技巧であったり、入り方であったり、テンポ、リズムであったりいろいろあると思うが、そういうところは本番でミスが再現される確率が練習時よりも跳ね上がるということだ。不安は的中するという感じ。
本番でミスしなかったとしたら幸運だったという他ない。
だからこういう不安材料を残す箇所は徹底的に練習を繰り返し、成功率を上げなければならないと思った。

でも今回の演奏会は本番で演奏している最中に、演奏者でありながら曲に「感動」するという、今までに無い体験も味わった。
Ⅰ部の演奏だったのだが、指揮者の表情と伝わってくるエネルギー(こういうのを波動というのかな)を直に触れて、練習では全く湧き起ってこなかった感情が上がってきて、自分でも演奏中に驚いたことだった。
こういうこともあってか、Ⅰ部の曲は練習以上の演奏が出来た、という感触があった。
演奏者たちが、何か目に見えないエネルギーの磁場のような空間に包まれて互いに共鳴し、予想もしないような演奏が生まれる、まさに無心の境地での演奏といったものをいつか体験したいと思っているが、今回の本番の指揮はその雰囲気を引き出そうとしたものであったと感じた。

Ⅱ部の曲のうち、また今回の演奏曲目の中では、所属する団体の音楽監督兼指揮者が自ら作曲した曲に最も思い入れをもって練習してきた。1番練習した曲だ。
この曲は最初は分かりにくいというイメージしかなかったのだが、だんだんと練習を重ねるうちに惹き込まれていった。
この曲の背景を理解しようと関連する書籍を読んだり、現地にも行ってみた。
難所は終楽章の次のフレーズ(先述のリハーサルで上手くいかなかった所)。



簡単そうに見えるが複数弦にまたがる所は何度練習しても100%ミス無く弾けるところまでいけなかった。
運指はこの運指がベストだと思ったから変えなかった。





この部分は自分で言うのもなんだけど本当に練習したと思う。本番の直前の最後まで弾いていた。
次の部分が凄いのである。ここでヴォルテージは最高潮に達する。



強いエネルギーが体内の底から湧き上がってくるという感じだ。だから弾いていると凄い汗が出てくる。
曲の持つ根源的な力を感じさせる。
この曲の1楽章で1か所音が半音ずれてしまったことが心残りだ。たくさん練習していただけに残念だった。
それでも全体的には満足のいく結果だったと思う(あくまでも自分自身での演奏の評価ですが)。

演奏終了後は有志による反省会に参加。結構遅くまでやってが終バスが無くなっていたので、タクシー代4,100円かかった(自宅は辺鄙なところだからな)。
反省会は楽しかったが、後半になると会話するのも疲れてしまっていた。
非常識な奴らのせいによる寝不足や心残りのミスも何か自分として残念だったという後悔の念が残っていたからかもしれない。

反省会で自分の母校マンドリンクラブのOB・OGが結構いる団体から入部を誘われたが、どうしようかと思う。
団体を掛け持ちでやっている方がたくさんいるのだ。
それだけこのジャンルははまるとのめり込むほどの魅力ある音楽に満ちているということか。
確かにそんな気がする。
掛け持ちはちょっと考えてみることにしよう。

社会人マンドリンオーケストの世界に入って3年になるが、そのことで自分は大きく変わってきたと思う。
団体のメンバーとの交流により自分の閉ざされた心が徐々に開放されていくのを感じ、そのことに対し感謝に堪えない。
この世界の人たちともっと交流を持ちたいし、心底好きな音楽を共有するときの感動をメンバーと味わう、という今までの自分の社会人になってからの人生で得られなかった体験を遅ればせながらではあるがこれから積み重ねていきたいと思うのである。

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演奏会前々夜

2021-10-08 22:51:26 | マンドリン合奏
明後日(10日)はいよいよ社会人マンドリン団体の定期演奏会。
明日は最後の合同練習となる。
明日は帰宅せず、練習後に演奏会会場最寄り駅徒歩3分のビジネスホテルに宿泊だ。
本当は和室の古い、ちょっと小汚いビジネス旅館に泊まりたかったのだけど、探したけど無かった。

当日の朝自宅から行けないことはないけど、それだと朝4時半起きだ。
睡眠時間が短いと自分は駄目。

明日はホテルで夜9時頃に寝て朝7時に起きてバイキング食べて満足して本番だな。

練習はやるだけのことはやった。
あとは本番で、平常心で、いい意味で緊張して、ヴォルテージをマックスにして合奏を楽しむ、よしこれで行こう。

お中とせきとめの薬も用意した。

それはそうと今回の演奏会は当日券は無いので、前売り券が無いと会場に入れないそうだ。
もし、この記事を読んでくれた方で本格的なマンドリンオーケストラを聴いてみたいと思う方がいらっしゃったら、前売り券を買って聴きにきていただけると嬉しく思う(多分いないだろうな)。

さて明日も朝早いからもう寝ないと。
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